おすすめ絵本 | レストラン アラボンヌママンからのお便り

レストラン アラボンヌママンからのお便り

栃木県鹿沼市の、小さなカジュアルフレンチ
A la Bonne Maman(アラボンヌママン)から、
楽しいお便り届けます…!!




時間がないのでInstagramの投稿の
コピーを載せます。いつもはシェア出来る
のですが、不具合があるようで何故か
出来ないので…どちらも見てくださって
いる方には申し訳ありませんm(_ _)m


そして本日17日(日)のディナーは
満席です。よろしくお願いいたします。



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今日のおすすめ絵本。
先日の、イヤープレートつながりで今回はピーターラビットの絵本シリーズです。

キャラクターとしてのピーターラビットを知らない人はいなくても、しみじみとお話を読んだことのある方は意外と少ないのではないでしょうか。

わたしも実は子供の頃はこのシリーズをほとんど読んだことがなく、大人になってから読んで、こんなに面白いお話だったのか!と驚いて、少しずつお気に入りのお話を集めているのですが。
生き生きと描かれた小動物たちの世界…石井桃子さんの、素朴でいてわくわくするような翻訳の言葉づかい。そして動物たちのユーモア溢れる表情に釘付けです。

今回は特に、クリスマスも近いので、「グロースターの仕立て屋」をおすすめします。
この物語は、確か小学一年生位の時に、毎月取っていた本の中の一冊でした。その本はサイズも違い、ポターの絵ではなく別な人の描いた挿絵が付いていて、これがピーターラビットの作者の作ったお話とは知らずに読んでいました。

生け捕りにしておいたねずみを仕立て屋さんが逃してしまったことに腹を立てた猫のシンプキンの表情がちょっと怖くて、でもとても心に残る大好きなお話でした。
ポター本人の絵はとても控えめな色使いで、そしてとても繊細で美しく、ページをめくるごとにため息が出るほどです。

ねずみ達がいつも親切な仕立て屋さんのことを助けてくれる、心温まる冬のお話。最後にシンプキンが反省して神妙になるところも、とても好きです。