アディショナルタイム | 富士電機東京F.Cたっくんのらくがきノート

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何か思い付いた時に思い付いた事をテキトーに書いて行きます。

時々、、、
いろ〜んな人に教わったり、自分で調べたりして知ったこと。
そんな色々をノートみたいに書いていって、いつか百科事典みたいな感じになったらいいなぁ

人力pedia記事の第1号は、アで始まるアディショナルタイム。
でもきっと僕の事だから、五十音順で書いてくと見せかけて、
思い付きで順番なんてすぐにバラバラになると思うし、
得意の三日坊主を発動したり、コンスタントに書くとも限らないので、
1日1件みたいな決まり事も作らないでおこう。

さて、記念すべき第1号記事のアディショナルタイム。

かつてはロスタイムと呼ばれていた。
(ウイニングイレブンのジョンカビラさんだけかも知れないけど、
 インジュリータイムって呼ばれてた事もあるっぽい)

ケガ人の処置や選手交代、ファウルがあってフリーキックで再開するまでとか、
レッドカード等の処分などで、プレーが止まっていた分の時間を考慮して、
試合開始時刻からは定刻の45分を過ぎていても、
正味のプレー時間が45分になるようにする為に、
開始から45分以降、『失われた』(=ロス)時間分を『加算』(=アディショナル)して、
試合を続ける時間帯を、今は『アディショナルタイム』(かつては『ロスタイム』)
と呼んでいるんだと思う。

アディショナルタイムの表示は『○分』なんだけど、これは『○分台』って意味で、例えば『3分』っていう表示であれば、開始から48分0秒〜48分59秒の間に試合終了となる。

ところで、何で呼び方が変わったのかはわからないけど、
いきなり『失われた時間』って、付け足す"理由"とか"意味合い"で呼ぶより、
『加算する時間』と、どういう処置をするのかという"事実"での表現の方が、
よりシンプルなのかなとも思うし、僕が審判活動をするようになってから、
審判の更新講習で出て来るルール改正のポイント解説なんかでもここ数年、
『そもそもサッカーとはどういうスポーツなのか、どうあるべきなのか』感(という肌感覚)
のある改正だなぁって気がしてたので、
そんな感じの理由なんじゃないかなと予測している。

大元のルール改正とかは、イングランド協会とかのサッカーの母国の偉い人とか
FIFAの偉い人とかが関わっているみたいで、それをJFAの人が翻訳して、
ルール改正の内容と適用タイミングを通達してるっぽい。

時には解釈ミスで数年間、日本だけ世界と異なるルール運用だった事柄もあるし、
(2000年代のいつだったかまで、日本だけコーナーキック時はコーナーアーク内に
 ボールが"完全に"収まっていなきゃいけなかったけど、
実際は"一部でも掛かっていればOK"が正解だったようで。)

『PKのキッカーは、明らかに特定されて居なければならない』が、
2010年の開幕アウェイ広島戦でエスパルスが決められたPKの件ね)
恐らくJで笛吹くレベルのレフェリーも審判アセッサーとかの人も含め、
ちゃんと認識が行き渡って居ないような事もあったようで。

その辺はまた、じっくり研究してみようと思う。

ちなみに、『インジュリータイム』のインジュリーは"負傷"という意味だそうで、
まさに負傷した選手を担架で運び出したり、程度の診断などに掛かった時間、
ゴールキーパーであれば治療が終わるまで待つ必要があるので、
それらに要した時間って言いたいんだろうけど、
アディショナルタイムのカウント要件は負傷関連に限らないからって事で、
それで使わなくなったんじゃないかなぁと思われる。

アディショナルタイムの表示は、居れば第四の審判員(フォースオフィシャル)
が行うんだけど、あれはてっきり外から見てる第四の審判員が計ってるのかなと思いきや、
主審が計っているらしい。残り1分の少し前とかに、予め決めておいたブロックサイン
もしくは空中で逆文字(相手からは正方向に読める)を描く事で、第四の審判員は持っている
交代選手番号のボードに数字を表示させて、両チームベンチとピッチに向けて周知する。

こんな感じかな、やっぱり長いな(>_<)
寝落ちしながら書いてたらこんな時間(>_<)おやすみなさい!