昨日のプロ野球 無責任解説 ホークスのベンチワークに今季初の「?」 | 奇跡の贈り物を授かった元プロ投手

昨日のプロ野球 無責任解説 ホークスのベンチワークに今季初の「?」

昨日のプロ野球。

ヤクルト村上選手、ソフトバンク山川選手が10号ホームラン。

 

ソフトバンク、盤石の形で昨日も勝利。

そんな中で、少しだけ気になる点。

 

首脳陣の見事な連携で、ゆるぎないチームができあがり、勝利を積み重ね

盤石である事には変わりないのですが

 

昨日の先発モイネロ投手。

救援から先発に変わっても、見事な投球を毎回見せてくれており

安定度は抜群で、心配されていた先発陣を引っ張る存在になっています。

 

良い方の大きな誤算で、モイネロ投手と大津投手の2名の存在が、今のソフトバンクの

重要なポイントとなっているのでしょう。

 

その2名の特にモイネロ投手に関して言うと、昨日に限るのかもしれませんが

6回を終えた時点での投球数とリズムを考えれば、7回続投も「あり」

 

とは言えるので、一見問題ないように思えますが

 

明らかに7回の投球は、疲労蓄積からなのか

抜け球やリリース感覚と実際の投球に「ズレ」が多々見られるようになり

最後の見逃し三振は、たまたま「ストライクコール」してくれたので良かったものの

「ボール」と言われてもおかしくない抜け球。

 

もしも、あれが「ボール」だったら

 

本人に残る疲労感、体へのダメージだけではなく、余計な内面への疲労も残した状態で

おそらく継投にならざるを得なかった

 

あの得点差での展開で、そういう「リスク」を負う場面を

開幕後40試合あたりの時点で、作ってしまう「必要性」

 

という部分では今季初めてクエスチョンマークが。

 

リズムよく、0対0や1対0、1対1などの接戦

での投球であれば問題は「少ない」と

見ますが

 

投手陣全体を引っ張る大事な存在で、救援から先発に変わって間もない事を「考慮」しながら

 

「リスク」と天秤にかけながらの繊細な選択

 

という部分に、あくまでも個人的に、昨日に関してはクエスチョンマークが頭上に

いくつも浮かんできました。

 

(リズムが良くない時の投球、100球あたりからは特にですが、この時の1球は「2球分」あるいは「3球分」の疲労が蓄積されるものと、私個人は見ており、単純に球数とはとらえない)

 

あまり臆病になりすぎてはいけません

 

「が」、今季だけではなく、これだけの安定投球を見せてくれる存在に対しての

 

起こり得るものと、この場面である意味、避けるべき「リスク」をとる「ところ」であるのか

 

という事だけです。

 

盤石のリリーフ陣がいない、延長戦に入る可能性が高い

などなどの条件であれば「あり」でしょうが

 

珍しい、今季のソフトバンクホークスでのベンチワークへの

初のクエスチョンマークでしたので、あえて書かせていただきました。

 

もちろん、100点満点のベンチワークなどあり得ないので、無責任な立場であるから

言える事ではあります。

 

だかと言って、明らかな「間違い」というものでは

ない事や、今後の機会に備えての準備を含め

という事では理解しています。