駅前の誰にでもふらっと気軽に来られる場所にだったら、
お店を始める気持ちはなかったそうです。
わかりにくい場所にあるこの店に、たどり着くために、
お客様には申し訳ありませんが、
労力と時間を費やしてもらえたら、
こんなに幸せなことはないとも言っています。
工業団地のはずれだし、
暗いイメージの場所でもあるし、
歩いている人なんて、ほとんどいなくて、
普通の日本人たちには、ちょっと怖そうな場所でもあるからこそ、ね・・・
外国人だけではなくって、
日本人だけではなくって、
それぞれの人たちが知り合えて、声を掛け合える場所にしたかったんだって。
おとなしくて、真面目なコックさんには
お客さんの少ない日には、落ち込んでいたからね、
「お客さんを連れてくるのは神様だから、あなたのせいではないんだよ。
来てくれたお客さんを大切にするのがあなたの仕事なんだから」って
声をかけてあげたそう・・・。
そんなこんなで、いろんな思いを織り交ぜまして、
わかりにくい場所なのに、来てくれてありがとうございます。
そして、
これから来てくださる皆さま。
そんなこんなで、わかりにくい場所ではありますが、
ぜひ足を運んでいただけたら、うれしいです。