うつ病は
｢このまま無理を続けると
生命の危機だと知らせる警報装置｣
と捉えれば
発病して良かったと言えます。
無理したくても無理できないよう
全身に司令を出す脳の機能を
強制的に低下させ
思うように体を動けなくして
当面の命は守ってくれる病気が
うつ病なのです。
もちろん
発病によって
せっかく一時的に命が守れたのに
警報装置が鳴るのを無視して
心身にムチ打って
さらに無理を続けると
｢毎日、死にたい気持ちで
いっぱいだ！｣と
希死念慮で頭が埋め尽くされる
事態に追い込まれますよ。
こうやって過去を振り返り
ツラい体験を
冷静に客観視できる心の在り方を
｢病気が治った｣といいます。
病気を克服した今
うつ病に対して声を掛けるとすれば
次の一言です。
｢うつ病よ
私の命を守ってくれて
ありがとう！｣
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