私には

上司の何気ない一言で

メンタル不調を悪化させた

経験があります。

 

あの一言が

うつ病を発症する引き金になったと

過去を振り返って

分析しているくらいです。

 

その一言とは

お酒の席で言われた

「もっと頑張れるはず」です。

 

「もっと頑張れるはず」

ということは

 

「今は頑張っていない」

「まだ頑張りが足らない」

「ストレスを抱えながら

頑張っているのに評価されない」

と脳内で変換していったのです。

 

飲み会の席でもあり

私の心が安定していたら

「上司は励ますつもりだった」と

受け取れたでしょう。

 

でも

メンタルがかなり弱っていて

いつ発病してもおかしくないくらい

精神的に追い詰められていた

当時の私にとっては

 

「上司に認めてもらえていない」

現実を突きつけられた

衝撃的な一言でした。

 

相手の言葉を

私が悪く受け止めただけであり

上司に悪意はなかったのでしょうが

好意的に受け取る心の余裕が

なかったのです。

 

仮に

上司に悪意があったとしても

 

私はその後

うつ病の療養に専念するため

退職したのですから

上司と部下という上下関係は消え

完全な他人です。

 

もう会う可能性は

限りなくゼロに近いでしょう。

 

なのに

退職後も当時のことが

たびたび頭に浮かび

怒りを覚えるのは

元上司の亡霊に

心を支配されているようなもの。

 

完全に関係が切れた人のために

自分が苦しむのが

だんだんバカらしくなりました。

 

だって

元上司は

どんなセリフを発したのか

覚えていないだろうし

 

自分の発言が部下を

病気にまで追い詰めたと

1ミリも責任を感じてないのに

私一人で苦しんでいるのですから。

 

わざわざ自ら病気を

治りにくくしているようなもの。

 

元上司を恨み続けることと

病気を治すこと

「どちらが大事?」と考えると

 

怒りに

時間とエネルギーを費やすのは

もったいなくて

頭を空っぽにして

病気の療養に徹しようと

思うようになりました。 

 

アナタはせっかく

精神疾患の療養に専念してるのに

 

「あいつのせいだ!」

「絶対に許せない!」と

怒りの感情を抑えきれず

ストレスを増やし

病気を悪化させていませんか?

 

怒りの感情を

味わうことは大事ですが

いつまでも引きずると

病気の回復は遠のきますよ。

 

 

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