なるほど、なるほど・・・
わたしは不幸好き~~
なんて詩があったかな?
さて、ゲーム楽しもうかな・・
まんず100円入れてと・・・・・
カチャカチャ・・・あれ・・・もう、上がった
もう一度
カチャカチャ・・・あれ また、もう上がりか!
なんだこれ、ちっとも面白くも何ともないじゃないか!!
お~~い、てんちょ~~ ちょっと来てよ~
はい、はい、なんでございましょ?
このゲームちっとも面白くないぞ! だいいちこれホントにゲームかいな?
障害がいっぱいあって、それに打ち勝ってボクがやった上がりに到達する。。
こんなのをゲーむってんだ。
それなのに、これ・・・
はい、お客様がイライラしないで済みますように、できるだけ障害を無くし
思うがママにゲームを上がるように造らせてみました。
きっとお気に入りかなと・・・
おいおい、バカ言うなよ、ちっとも面白くないわけだ!
だいいちねえ、「客の思い通りになるゲーム」なんて面白くも何ともないじゃないか!!
そうおっしゃいますけど・・・お客様。
「おもり通りにならないゲーム」もあるんですけど・・・それだと
お客様の中には怒ってゲーム機に当たる御方がございまして・・
それで当店ではごくごく軽いゲームを標準装備させていただいているわけで
ごさいます!(きっぱり)
なんだ、なんだ!なんだあ~~!
つまらん、つまらなすぎる!!
ゲームの価値無し!! 失格!
・・・・・お客様(ニヤリ)
じつは・・・・・こっそり、当店には奥に隠してある特上のゲーム機がございまして・・・
しかし、これは禁断のゲーム機でございまして、
いちどはまってしまいますと、もうこのゲームから離れられないお客様が続出するという・・
まさに、禁断のゲーム機がございます
え? そんな面白そうなゲーム機があるの!
なんで最初から言わないんだよ!
いえ、さきほどおっしゃいましたように、これは禁断のゲーム機と言われまして
麻薬と同じように、一度はまるとなかなか抜け出せないという超リアル空間ゲームで
ございまして。
当店と致しましても、お客様に十二分にご承知いたして貰いまして、そのうえ、ご契約書
に実印を押して戴けた方だけを、ご招待しております関係上、そう簡単には参加はできない
ようになっております。はい。
おお~~超リアル空間ゲーム!?
なんだよ、それ。 すっごく興味あるジャン。
すぐやりたい、それ!
ですが、お客様・・・これは禁断のゲーム機でゴザイマスので、その意味のごとく
「自分がゲームをやっている感覚を失う」ほどの超リアル空間ゲームなので、
それこそ『吾を忘れて」しまうゲームなのです。
しかも、上がりが来るまでリタイヤ出来ない、いやしたくないという究極のゲームなので
ゴザイマス。
ん? 「吾を忘れる」ほど? それだよ、それ! ボクが求めていたものは!!
はやく、やりたい、やりたい、やりたい、やりたい~~~
どこなの、それどこ?
あ、はやる心を抑えてくださいませ。
まずはお客様に「覚悟」を決めて戴いてからでないと・・・
なにしろ、「吾を忘れる」ものでございますから(ニヤリ)・・・・
うん、わかった。わかってるって。吾を忘れるからこそ真剣にゲームができるという
ものだ。ゲーマーの真骨頂だよテンチョー。わかるでしょ?
はいはい、では、ここに実印を押して戴いたら、奥にご案内いたします。
ポチ はい
では、奥にどうぞ~~~
いいですか? まだ間に合いますよ。
開始したらもう、何を言っても叫んでもゲームの上がりは決まっていますから。
ほとんど大半の方はこのゲームの期限が来るまではまっていますからね。
まあ、それほど魅力があるのか、それとも「吾を忘れて」しまって(笑い)なのか分かりませんが
ずっと、何度も何度も再挑戦して居られますから。
まあ、当店と致しましても、お客様は増えるばかりで減ることはなかったもので。
ときたまご自分で上がりをヒットした方も居られますけど、ほんと数えるくらいの割合
でしたね。
ほう~~ますますやる気になってきたぞ!
はい、ではゲームはお客様によって好みの選択が出来るようになっておりまして
全部微妙に異なっているのでゴザイマス。
おおお、おおお~~~ こんなに数が・・種類が・・・
まあ、共通している背景がありますので、ミナサン同じゲーム場面だと錯覚しておりますけど・・
ふむふむ、ボクはこれに決めた!
これ面白そう!
え~と、これでゴザイマスね。
かなり上がりがきつそうですねえ。 しかも障害物がかなり用意されているし、
お客様・・・これ、上がりにくいでしょうねえ。
いいだって。ボクが選んだんだから。
これだけ障害物が多いって事は・・・・それほど面白いゲームになるって事さ(大笑い)
ほ~~う、さすがですねえ。多くの皆さんはごく平凡なコースを選ばれていますけど、
お客さんはかなりキツイゲームを選びましたねえ(微笑)
あ、そうなの。ボクの様に勇気のある奴はあまり居ないのかな。
ゲーマーとしては誇り高いよ。ウッシッシ~
では、開始まえに息のご準備を。
始まりますともう後戻りは出来ません。
いいですか、ご自分で上がりになるか、
このゲーム機の期限までになるか
お客様次第ですからね{ニヤリ)
いいから、いいから、そんなこと耳たこだよ。
さあ、いくぞ。
はい、それではスイッチオン。
あああああ~~~~
イッテラッシャイマセ~~~~
さて、この御方もかなり長くかかるだろうなあ・・・・
その後何千年後
覗いてみた店長
あらら、なげいている、怒っている・・・しょげている・・・
「なんでこんな思い通りにならない人生なのか・・」だって(笑い)
しかも世の中に腹立てていらっしゃる(大笑い)
ま、あれだけ難しいコース選んだ方だから、簡単には上がらないよねえ(薄笑い)
あららあ~~もがいている。
「死にたい」って? でもこのゲーム死んだからって上がりの条件にはならないのにねえ(クス)
おやおや、神を呪ってやる・・だって。
ゲームの設定はご自分でしていたのにねえ~(苦笑)
「お~~~い、しっかりやってるねえ、迫真のゲーム楽しんでいるようでよかったねえ~~」
と言っても聞こえはしないか・・・・
「お~~い、もうすぐゲーム機のお仕舞いになるから、いまのうちにじっくり楽しんで悲しんでねえ~」
あ~~あ、ため息ついているよ。
それにしても、よく出来たもんだ、このゲームは。
超超超リアル空間実体験感覚自動リセット付きゲーム機だからねえ。
あまりにもリアルし、ほんと「吾を忘れて」やるから益々「現実そのもの」だよねえ~
だれが造ったんだろ??