国民の体格は上がったのに、体位は低下?
なんだか矛盾しているような感覚をおぼえますが、ひと言でいえば最近の野菜のようなものでしょうか?
化学肥料で育った大きな野菜、しかし、内実はビタミン、ミネラルの不足した見た目だけの立派さとでも言うのでしょうか。
要は野菜を食べるのというのは生命力を戴くものとすると、その生命力が不足してきているようなもので、その生命力を阻害するものが取り込まれた野菜の様に、人間も大きく育ったわりには生命力が弱体化しているという事を言っているのかもしれません。
体格と体質がバランスしていない状態。
人間の体内に生命力を落とすものが長い間に蓄積されてしまったとしたら、それを排泄する必要があるわけです。
その排泄作用を病気とすれば、病気を止めるほど病気を増やすという、考えもしなかった結果が長い間かかって起こってしまったのが現代人の体質だとすると、そのルーツを探る必要がありそうです。
現代医学では盛んに「病気に罹らないように予防する」という金看板を掲げて予防接種、つまりワクチン接種を呼びかけていますが、本当にこの方法で病気を永久に予防できるのかどうか?
そろそろインフルエンザ・ワクチン接種後の結果が時間と供に出てくるでしょうから、それを待つ事もよいでしょうが、それは良い結果が出るならそれで構わないのですが、果たしてどうでしょう?
なにも人体実験を大々的に行わなくても安全に検証できる方が良策だとおもうのですが。
予防接種(ワクチン)のルーツが種痘だいう岡田茂吉の講義録を一度覗いてみたらと思います。
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
国民体位の抵下の真因
そもそも、文明国民の体位の低下は、西暦千八百年頃からであって、彼の英国においても十八世紀中に、最高一ケ年百弐十万の増加をみた事さえあるが、十九世紀の初頭より漸次増加率の逓減(ていげん)を表わし、近年に到って弐十万位という驚くべき減少率を示している。
英国の有名なる統計学者アルマルヒの予想によれば、千九百五十一年より真の減少時代に入り、加速度的に非常な勢を以て、逓減するであろうとの事である。
フランスは特にはなはだしく、数年前より減少時代に入っており、独逸(ドイツ)、伊太利(イタリア)、英国も同様、遂年増加率減少の傾向を表わし始めたので、独伊においては周知のごとく、結婚奨励法や出産保護法を制定し、専心増加に努めつつあるが、その為最近僅かの効果はあったという事であるが、これらといえども原因未知である為、結果に対する末梢的□□であるから、やがて復び低減の傾向を辿る事は、火を視るよりも瞭かである。
我日本においても数年前から増加の趨勢が停頓状態となり、昭和十三年に至り、同十二年に九十六万余人の増加率が、翌十三年に六十七万余人という、約三十万人の大減少を来したのである。しかし、支那事変は十二年七月に発(おこ)ったのであるから、十三年の人口へは左程影響はなかったので、全く原因は不明だという事で、当局もいっておったようである。次いで翌十四年の統計は、今以て発表にはならないが、あるいは十三年よりも減少率は大であったであろう事は、想像し得らるるのである。
しからば、この謎のごとき不可解な原因は何所に在るか、
私は断言する、
それは人類が救世主のごとく感謝し、今もなお敬仰措く能(あた)わざる種痘そのものである。
鳴呼、この種痘こそ、文明人の体位を年一年衰耗させつつある恐るべき毒魔であるという事である。
天然痘と種痘
種痘の効果は、天然痘に罹らないという事は知らぬものはない程明かである。
しかしこれに稽(かんが)うべきは、天然痘に罹らないという事は、天然痘の毒素が解消したという事ではない。
チフス菌があっても発病しない人が往々あるのと同じ訳である。
人間は生れながらにして、先天的に有している遺伝毒とでもいう毒素を持っている。
それは天然痘、麻疹、百日咳等で、これらは誰もよく知っている所である。
そうして、これらの毒素がある時期に至り、浄化作用が起って体外へ排泄されんとする、
それが発病である。
しかるに、種痘はその毒素の排泄を停止させるのである。
つまり、その毒素の浄化作用を弱らせるのである。
言い換えれば、陽性毒素を陰性毒素にする事である。
決して種痘によって毒素そのものが消滅したのではない。
陰性となって体内に滞溜する事となったのである。
従って、この陰性天然痘毒素は、人体にいかなる作用といかなる影響を与える事になるか、次の項に詳述する事にする。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー