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Am Theater...

今まで観てきた、歌とか、ミュージカルとか、舞台とか、感じてきたことを思うままに書いています。素人の戯言です。
徐々にアップしていこうと思っています。編集途中なのでお見苦しいところはお許しください。

$Am Theater...-モーツァルト


劇場) 帝国劇場
カンパニー) 東宝
主な出演者) 中川晃教、木村佳乃、山口祐一郎、髙橋由美子
演出 / 訳詞) 小池修一郎
脚本 / 歌詞) Michael Kunze
音楽) Sylvester Levay
振付) 前田清実
その他) ”Mozart! das Musical"の日本語翻訳版
代表曲) Gold von den Sternen

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【内容】モーツアルトの生涯を描いたもの。期待し息子のために一生懸命になる父との確執、天才が故の悩み・苦しみが描かれている。

【感想】本当は井上芳雄さんの公演を見たかったのだけど、残念ながら予定が合わず、チケットがとれなかった。またチャンスがあったらいいなぁ。
$Am Theater...-chicago


劇場) 東京国際フォーラム
上演日程) 2005.08.11-9.4
カンパニー) ブロードウェイ来日カンパニー
演出)
台本 / 作)
作曲 / 編曲)
振付)
代表曲) All That Jazz
その他) 1997年トニー賞六部門受賞、1998年ローレンス・オリヴィエ賞、2003年アカデミー賞六部門受賞

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】 "愛人を殺害し投獄された一人のナイトクラブ・ダンサー。悪徳敏腕弁護士の演出により、裁判を利用して、マスコミが作り上げた"悲劇のヒロイン"を演じきり、一躍スターダムへ!2人の女と1人の男の名声をかけた争いが今幕を開ける・・・。"by チラシ

【感想】有名作品だけあってどきどきしながら見ました。
Am Theater...-THEPRODUCERS

会場) WELCITY TOKYO 東京厚生年金会館 ~大ホール~
上演日程) 2005.7.6 – 24
主催) TBS, ホリプロ, キョードー東京, 朝日新聞社
主な出演者) Bob Amaral, Andy Taylor, Rich Affanato, Stuart Marland, Bill Nolte, Ida Leigh Curtis
Direction & Choreography) Susan Stroman
Book) Mel Brooks, Thomas Meehan
Music & Lyrics) Mel Books
Producer) Rocco Landesman, The Broadway Asia Company, Clear Channel Entertainment, The Frankel Baruch Viertel Routh Group, Bob and Harvey Weinstein, Rick Steiner, Robert F. X. Sillerman, James D. Stern, Douglas L. Meyer
代表曲) I Wanna Be A Producer, Springtime for Hitler, We Can Do It
その他) 2001年トニー賞12部門受賞(13部門中)、2001年グラミー賞、2005年ローレンスオリヴィエ賞3部門受賞

音楽   ) 評価しない
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) 評価しない
俳優   ) 評価しない
総合   ) 評価しない


【あらすじ】ブロードウェイの敏腕プロデューサーだったマックスはここのところ仕事がうまくいかず貧乏。そこに会計士のレオがやってきて妙案を思いつく。沢山の投資家に新作「ヒットラーの春」のアピールをして資金を集めるが、初めからすぐに閉幕する事がわかっているような超駄作。しかし実際に開幕したところこれがヒットしてしまい大番狂わせ。そして二人の持ち逃げがばれて収監される。服役中に新作の構想ができ、恩赦で出獄して再び大成功を収める。

【感想など】
・"ザッツ・ブロードウェイ・ミュージカル”って感じで、とても華やかできらびやかで明るい作品だった!こんなに安心してみることが出来て、欠点を挙げようにも挙げられなかった!さすがトニー賞を12部門で取っただけある作品でした。数分に一回は笑いがふんだんに込められていて、言葉がよく分からなくてもかなり笑いました。
・ヒットラーという割と扱うには難しいタブーなテーマをいとも簡単に軽やかに笑いに変えている内容で、最初ビックリ。でもその後、スターリンやチャーチルも出て来たりしてとにかくブラックジョークが満載。良いバランスで使っているのでしょうね。
・観客は割と年齢層高めだったかなぁ。
・劇中劇がドイツをテーマに扱っていて、ドイツ訛りの英語だったりとてもドイツらしさをデフォルメしていることに対し、オカマな演出家のデ・ブリーがとてもフランスチックで対照的。お互いの国の特徴をより一層際立たせていた。そこにスウェーデン訛りのブロンド美女。アメリカではいう典型的な・・・タイプとして極端に描いててこれまた面白い。
・スーザンストローマンはCrazy for youがブロードウェイデビューとのこと。色々な道具を使って踊るフレッドアステアが好きらしく、その影響があるのかも。振付がストンプみたいで、とても表現力豊か。
Am Theater...

劇場) 五反田キャッツシアター
今回の初演) 2004.11.11-
カンパニー) 劇団四季
主な出演者) 重水由紀、服部良子、石井健三、芝清道
演出) Trevor Nunn / 浅利慶太
台本 / 作) Old Possum's Book of Practical Cats (T.S. Eliott)
作曲 / 編曲) A. L. Webber
作詞) T. S. Eliott
振付) Gillian lynne / 山田卓、加藤敬二
訳 / 訳詞) 浅利慶太
その他) ハ
代表曲) メモリー

音楽   ) ☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】ジェリクルムーンが輝く夜、都会の片隅のゴミ捨て場に、個性豊かな猫たちが集まってきます。人間に飼い慣らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靱な思想と無限の個性、行動力を持つ猫。それがジェリクルキャッツ。今宵は長老猫がもっとも純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。夜を徹して歌い踊る猫たち。やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。
その猫とは.....。(パンフレットより)

【感想】
・劇場型ではなく、シアター全体が舞台。やはり客席と舞台に一体感があってより一層『世界』に入り込める感じ。
・マンゴジェリーの歌だが、ロンドン・ドイツの公演と日本のは違うものだった。
・懐かしいシーンもあったけど、全体的に、演出や衣装や振付、歌詞、台詞も変わっていた(オープニングとか)。
<変わった?>
・割と最初で靴が落ちてくるところや犬のシーンがなくなっていたのは残念。
・シャム猫軍団:衣装がインドネシア調?("南十字星"の影響?)でボスの中国の雑伎団みたいな棒裁きが孫悟空のよう。ドイツのよりも刀が小さい。
<今日の俳優さんたち>
・マンカストラップ:高音が苦しく、音の安定性が悪い?
・オールドデュトロノミー:若々しく動きがいい。その分軽く見える?以前と同じ役者さんであることを考えると、演出が変わったのか?
・シラバブ:メモリーの出だしが悪かった。音がはずれてる?
・グリザベラ:はけるときに欲を言えばもう少しよろよろとしてほしかった。
・群舞:ダンスがそろっていない為迫力、ダイナミックさにかけた。
・ベテランさんたちはやはり上手だった。
$Am Theater...


劇場) 四季劇場・秋
今回の初演) 2004.9.12-
カンパニー) 劇団四季
主な出演者) 大平敦子、阿久津陽一郎、田代隆秀
演出) 浅利慶太
台本 ) 劇団四季・文芸部
作曲 ) 三木たかし
作詞) 浅利慶太
代表曲) ブンガワンソロ

音楽   ) 評価しない
ストーリー) ☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】太平洋戦争中インドネシア進駐、そしてBC級戦犯として裁かれた日本兵の悲哀を描いたもの。劇団四季・昭和三部作の1つ。

【感想】年末急に、ラボの先生の関係でチケットを頂いたので、劇団四季のミュージカルの南十字星を見に行った。第二次世界大戦の南方戦線での話。李香蘭、異国の丘に続く、昭和三部作の第三作目。私達が色々と聞き及んでいる"戦争についての知識"とはまた違う、今まで知らなかった戦争の一面を見たような気がした。印象的だったのは、インドネシアのガムランと舞踊とその衣装の美しさ。ただ衣装と踊りと音だけでは、あれは本当の美しさはでないのかもしれない。水辺で何となく湿気の多いようなむっとした夜のイメージの背景にあの衣装とおどりは似合うもんなんだなぁ...と思った。
$Am Theater...-TanzderVampire


劇場) Neue Flora (Hamburg / Deutschland)
カンパニー) Stage Holdings
主な出演者) Felix Martin, Max Niemeyer, Oliver Heim, Gabriella Mezöfi
演出) Roman Polanski
台本 / 歌詞) Michael Kunze
作曲) Jim Steinman
振付) Dennis Callahan
代表曲) Knoblauch, Draußen ist Freiheit

音楽   ) ☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】極寒のトランシルヴァニア。ヴァンパイアの故郷として知られる。村人が歌って大騒ぎしている宿屋に二人の研究者が来る。ヴァンパイアを研究している老教授アブロンシウスとその若き助手アルフレートである。宿屋の主シャガールと妻のレベッカは村人と一緒に気絶している教授を介抱する。二人はこの宿屋に滞在することになる。奇想天外な教授と対照的に臆病者の助手。特に恋愛にはウブで、宿屋の一人娘のサラに一目惚れする。お風呂好きなサラはまんざらでもない。しかし、城に住むヴァンパイアのクロロック伯爵も彼女に忍び寄り、彼女の心を奪う。そこから彼らとヴァンパイアの戦いがコミカルに始まる。

【感想】
・以前、StuttgartでCATSを見たときに隣の劇場で上演されていたもので、Wien発のミュージカル。現地の言葉での上演のものを見たかったというのが一番の理由。歌や歌詞の音の響きがやはりオリジナルと翻訳物では違うから。ちゃんと韻を踏んでるし。日本で見れるものや、そのうち日本にも来そうなもの、ブロードウェイやロンドンで見たいものを除去するとこの作品しかなかったというのなきにしもあらず(Essenで上演中のAIDAを観にいってもよかったのだけど、さすがにちょっと遠いのであきらめた)。感想は、歌とか舞台装置などはよかったと思うのだけど、話の”おち”があまりよくなかったのが残念。
・Graf von Krolock役のFelix Martinは、2002年に観たMozart! でColloredo役をやっていた人ですねぇ~。人気役者さんなのですね。
$Am Theater...-42ndStreet


劇場) Bunkamuraオーチャードホール
上演日程) 2004.7.6 - 14 (オーチャードホール)、2004.7.28 - 8.8 (東京厚生年金会館)
カンパニー) Broadway company
主催) テレビ朝日、朝日新聞社、キョードー東京
Original Director & Dances) Gower Champion
Based on Mark Bramble's Direction from the 2001 Broaday Production
Director) Valerie Gardner Rives
Book) Mark Bramble, Michael Stewart
Choreographer) Randy Skinner
Choreography recreation) Rick Conant
Composer & Lyricist) Harry Warren & Al Dubin
Based on the novel by Bradford Ropes
その他) 1980年開幕以来3468回のロングラン。2001年トニー賞リバイバル賞
代表曲) 42nd Street

音楽   ) ☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆☆

【あらすじ】天才演出家ジュリアンの新作オーディション。田舎町出身のペギーは緊張のあまりオーディション会場には入れず。しかしその後、チャンスを与えられ歌と踊りを披露したところ、通りかかったジュリアンに認められる。しかし公演初日ペギーは主役ドロシーに怪我をさせてしまい公演は中止、ペギーはクビに。しかしダンサー達の薦めにより、帰ろうとするペギーを説得して、主役にして舞台を開けることに。短期間の猛特訓の結果、公演は大成功、ペギーは大スターとなる。

【感想など】
冒頭のタップダンスは圧巻。内容的には古典的なもので筋は他愛のないものなのだけど、それが故によりいっそうダンスなどが際だってよかった。照明とかその他の舞台美術も、ま、初演当時に比べれば、当然現代風に多少アレンジはされているとは思うけど、最近の作品に見られるようなストイックな感じのものではなく、まさに古典的な"ザ・ミュージカル!"な感じがまた良し!あと、全体の雰囲気からも『私はブロードウェイ生まれなのぉー』って感じがした。とにかく、かなり楽しみました。満足。この後も色々みたい作品はあるけど、じっくり選んで観たいと思っておりますです。


Am Theater...-クラウディア


劇場) 日生劇場

上演日程) 2004.5.6-5.29

カンパニー) 地球ゴージャス

主な出演者) 岸谷五朗、寺脇康文、本田美奈子、YU-KI、風間俊介
演出) 岸谷五朗、寺脇康文
作)  岸谷五朗
衣装デザイン) 山本寛斎

振付) NAO、吉野記代子、ただこ、平沢智
音楽) 高木茂治、大崎聖二
主題歌) サザンオールスターズ
代表曲) FRIENDS

その他)


音楽   ) ☆☆☆

ストーリー) ☆☆

演出   ) ☆☆☆

俳優   ) ☆☆☆

総合   ) ☆☆☆

【あらすじ】戦いを繰り返す二つの国に生きる男と女、細亜羅(ジアラ)とクラウディアは、 許されないと知りつつお互いに惹かれあっていく。クラウディアが成人を迎える 日、二人の犯した禁じられた愛に眠れる龍が目を覚まし、人類は破滅への 狂想曲を奏で始める・・・。(HPより)


【感想】・ネオジャポネスク。親と別に育つ為お互いを知らない。人間として何かが足りない。それを"太鼓"で表していて、響くことがとてもインパクトあった。そして、仲がいいのに戦わねばならない因縁の伝統。平和である為に小競り合いで闘争欲求を満たさせていた。平和を禁ずることが平和への道←だからカシンデンは愛を彼らから取り上げたのだ。
親子関係、と言う意味ではMamma Miaと共通するものを感じる。ただ、ストーリー性弱いけど。
・初めはまだ会場が乗らない感じだったが、ネコク(岸谷さん)とジアラ(寺脇さん)の二人のかけ合いの"間"はさすが素晴らしく、このころになってやっと会場が暖まった感じ。テンポが良くなったのかな?全体的にとても大掛かりでよい意味で俗的だからいいのかもねしれないが少し奇抜すぎて私の好みとはちょっと違ったかなぁ・・・?・カシンデン光臨のところが手間取ってテンポが悪い感じがした。
・音響が少し大きすぎるのか割れていた。最初のシーンもお祭り騒ぎでソロの声がきこえず、言葉がはっきり聞こえない。でも逆に、人数が多いところではパワーというかエネルギーが伝わってきた。歌もダンスも多く激しい。そのエネルギーを表現できたことで舞台としてはOKなのかな?恐怖心をタップ音でうまく表現。
・サイケデリックな色彩。色の一つとしてブラックライトを使っていて効果的で、不気味さを上手く表現していると思った。また、衣装はまさに山本寛斎さんって感じ。・解禁祭の衣装は十二単のよう。これら照明と衣装でうまく異様な雰囲気をかもし出している。
・ダンスがとても上手で、見栄えした。とても良かった。


$Am Theater...-201009152316000.jpg


作曲) レナード・バーンスタイン
原作)ヴォルテール
演出) 宮本亜門
指揮)デイヴィッド・チャールズ・アベル
台本)ヒュー・ウィラー
作詞)リチャード・ウィルバー
追加作詞)スティーヴン・ソンドハイム、ジョン・ラテューシ、ドロシー・パーカー、リリアン・ヘルマン、レナード・バーンスタイン
翻訳)松岡和子
訳詞・台本)橋本邦彦
主な出演者) 中川晃教、鵜木絵理、岡幸二郎
その他)
代表曲)

音楽   ) ☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【内容】

【感想】ミュージカルとオペラの総合的作品
$Am Theater...-アイーダ


劇場) 大阪MBS劇場
上演日程) 2003.12.21~2005.2.20
カンパニー) 劇団四季
主な出演者) 樋口麻美 福井晶一 佐渡寧子
演出) Robert Falls/浅利慶太
台本 / 作) Linda Woolverton, Robert Falls & David Henry Hwang
作曲 / 編曲) Elton John
作詞) Tim Rice
振付) Wayne Cilento
訳 / 訳詞) 浅利慶太
その他) 照明デザイン) Natasha Katz
代表曲) 愛の物語 (EVERY STORY IS A LOVE STORY), 儚い喜び (ENCHANTMENT PASSING THROUGH)

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆☆

【あらすじ】 時は古代エジプト。若き将軍ラダメスは敵国ヌビアの捕虜を連行。その中の果敢にも反乱を試みた女性こそヌビアの王女アイーダ、許嫁の王女アムネリスに献上する。アムネリスも彼女の高潔さに次第に信頼を寄せるようになる。ラダメスは自分の思い通りにならない人生に落ち込んでいたが、叱咤激励するアイーダに次第に二人は惹かれあっていく。そのころヌビア人奴隷の間ではアイーダが生きている事が知れ渡っていき、皆はアイーダに指導者としてのアイーダを求めていった。ラダメスは自分に正直に生きようとアイーダに愛を告白。アイーダも心を抑えきれず二人は愛を確かめ合う。ところがその時ヌビア王が捕らえられる。ラダメスの父はアムネリスとの結婚を進めるためにアイーダの暗殺を試みるが、アイーダは免れる。アイーダは父ヌビア王を救い出す算段をし、そのためにもラダメスにアムネリスとの結婚を懇願した。ラダメスもそれがお互いのためと納得し、アイーダ達の逃亡のてはずを整える。婚礼の儀においてヌビア王の脱獄が知らされ、エジプト軍が動き出す。ラダメスも駆けつけ、王を脱出させることは出来たものの、アイーダと共に捕らえられる。国を裏切ったものは死刑。死期近いエジプト王に代わりエジプト女王として立つこととなったアムネリスは二人に裁決を下す。

【感想】
・歌について : ソロやデュエットなど、個人の声が際だつ部分については、やはり皆それぞれに声が良く出ていて、完成度が高い。多分歌専門で採用されたのだろうな。さすが。しかし、コーラスになるとすこしレベルが落ちて残念。恐らくダンスが得意な人たちがやっているのだろうから、やはりそれは仕方ないのかな?
エジプト展示室のシーン、冒頭はアムネリス(佐渡寧子)のソロから始まる。声は太すぎず細すぎずとても歌唱力がある。何よりも、声楽の基礎はしっかりとしていながらも、いわゆるオペラ歌手としての発声法ではなく、ミュージカルとしての発声でこんな上手な人がここの劇団に居るなんて、思ってなかった。
今回、主役アイーダはとても気高く気の強い女性。演じていたのは一番手の濱田めぐみさんではなく、樋口麻美さんだった。彼女はMamma Mia!のソフィー役の一番手(最近はもうほとんど私が12月に見た吉沢梨絵さんがやっているらしい)なのだが、それからはとても想像できない全く違うタイプ。この役はとても大人っぽい太い声を必要とするのか、sopranoと言うよりはaltoなのかもしれない。だが、恐らく彼女の本来の声はソプラノで腹の底から出ている良い声なのだが、アルトの声を無理に出そうとしているからか、逆に喉に負担がある声になってしまっていた。でも、彼女のアイーダはとても元気でパワフルでエネルギッシュ。一生懸命役を演じてて、その熱意が感動として伝わってきた。見てはいないけど、恐らく濱田さんの演じるアイーダとはまた一つ味が違うのだろうな。一昔前なら、恐らく保坂知寿さんがやったのだろうな、この役。だって、可憐な役が多い野村さんタイプじゃないもんね。
ゾーザー(ラダメスの父)役・飯野おさみさんは、久々に拝見したのだが、さすが元アイドル、声からは若い印象を与えるのだが、今回の役には少し違和感を感じた。彼が歌うと少し雰囲気が冷めてしまう感じになったのが残念。
王が捕らえられたという悲報に対してのヌビア人の悲しみを歌いあげるシーンでは、音楽をゴスペル調にすることで黒人霊歌の裏に秘められた辛さなどと協調させている感じがして、その悲しみや辛さがよりいっそう上手く伝わってきた。Elton Johnってすごい!と感心した一曲。
・ダンスについて : 全体的にまず、一世風靡様でリズムが違うので、古代エジプトをイメージするにはちょっと違和感。これは意図的なのかなぁ?のわりには、迫力が今ひとつでそろってない感があり。剣術のシーンのダンスは、うーん、ダンスとしてはあれでいいのだろう。が、殺陣として見せたいのだとしたら、いまいち迫力不足で物足りない。
・美術について : まず、光の使い方がうまい。極彩色豊かで、コントラストがはっきりさせているところが、とても目を奪われる。更に、一つ一つのシーンの舞台芸術が素晴らしい。
・衣装 : ある程度古代風で、ある程度現代風。だから、ぱっと見た感じではエジプト色は弱い。言われないと解らないかも。アムネリスが『私はお洒落するのが生き甲斐なのよぉ~』と歌うところでは、ファッションショー風にして笑いをとり、60's fashionを上手く取り入れ、イメージ湧きやすくしている。
・全体として : さすがDisneyだからなのか、話の筋がしっかりしていて(これは元々オペラだから???)、音楽もElton John & Tim Riceのコンビが素晴らしく、とても骨太でしっかりしている。Musicalというのは、storyだけがよくても音楽だけが良くてもダメ、音楽、ストーリー、役者全てがそろってミュージカルなのだということを、改めて思い知らされた。
・設備 : 電波抑制装置により、携帯電話の電波が届かないようになっていた。さすが。トイレが、人の動線をよく考えられていて、一方通行になっている。また、空いている個室は赤や青の板が突っ立つ様になってて空いていると見つけやすく工夫されている所に感心。
・一番印象に残ったのは、最後の処刑のシーン。二人が一緒に埋もれていくところが、二人の純粋な愛と強い意志を感じ、とても感動的だった。

【おまけ】Broadway版のCDを聞いたのだけど、アムネリスとアイーダのイメージが違う。アムネリスは、公演では年上のお姉さまなイメージだったのだが、CDでは若くてわがままな感じ。微妙に演出も違うのかなぁ?