「無錫・蘇州・上海の旅」2日目、最初に訪れたのは蘇州の旧市街から西へ約5km行った、楓橋路に面している、面積1.6haある、「寒山寺(かんざんじ)」。 502年、武帝の時代の創建だそうです。 戦前は、李香蘭、最近では、平原綾香、上戸 彩が唄っている、「蘇州夜曲」。
 
    ♪    君がみ胸に 抱かれて聞くは  夢の舟歌 鳥の唄  
              水の蘇州の 花散る春を  惜しむか柳が すすり泣く   
    ♪    髪に飾ろか 接吻(くちずけ)しよう   君が手折(たお)りし 桃の花
              涙ぐむよな おぼろの月に  鐘が鳴ります 寒山寺
 
 810年、遣唐使の一員だった高僧が、蘇州の「寒山寺」に似ているとして、浜名湖畔に「舘山寺」と名付けたそうです。 日本から贈られた鐘なども残されており、日本になじみの深い寺院です。
 
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 「寒山寺」は、張継の「楓橋夜泊」の詩で、一躍有名になりました。 「月落ち烏啼いて 霜天に満つ 江楓漁火 就眠に対す  姑蘇城外の寒山寺 夜半の鐘声 客船に到る」。
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 2008年、世界最大の仏鐘(重さ108トン、高さ8.608m、直径5.242m、7万字のお経が刻まれている)や、大石碑(高さ15.855m、厚さ1.281m)が完成。 境内にあるそうですが、雨の降りしきる中、散策は出来ませんでした。                       ( 6月17日 撮影 )