大阪からJRに乗って約1時間。 和歌山市にある、「紀三井寺」へ行ってきました。 JR紀三井寺駅から歩いて約10分ほどで、「紀三井寺」の朱塗りの「楼門 (国指定重要文化財)」です。 山内から湧き出す三つの霊泉(清浄水、楊柳水、吉祥水)から、「紀三井寺」という名になったそうです。
「女厄坂」「男厄坂」「還暦厄坂」と続く、参詣者泣かせの急な231段の石段は、「結縁坂」とも呼ばれています。 江戸時代の豪商、紀ノ国屋門左衛門は、若い頃、この坂を母を背負ってお詣りの途中、草履の鼻緒が切れ困っているのを、すげ替えて助けてくれた娘と結ばれました。
紀ノ国屋文左衛門の出世のきっかけとなった「紀三井寺」の表坂を、それ以来、「結縁坂」と呼ぶようになり、「商売繁盛」「良縁成就」「厄除」などの願いを叶えてくれる場所となったそうです。
伽藍は、山の中腹にあり、境内からは「和歌浦」を一望出来ました。 ( 3月14日 撮影 )