「北京満喫の旅・世界遺産を巡る」5ヵ所めは、北京から約50㎞(車で約1時間)行った北京郊外に位置する世界遺産、「周口店(しゅうこうてん)」を訪ねました。 「竜骨山」のある事で有名で、1929年、考古学史上の大発見、「北京原人」の頭蓋骨の化石が発掘されました。
「北京原人」は、今から約50万年ほど前に生きていた「猿人」で、火や石器を使用し、石灰岩の洞窟の中で暮らしていたことがわかっているそうです。 現在も本格的な発掘整備が行われており、麓には、「周口店猿人遺址博物館」があり、日本語で説明を受ける事ができました。
「北京原人」の骨は、第二次世界大戦の最中、行方不明になっており、博物館には「レプリカ」が展示されていました。 博物館の現地の説明員は、「アメリカか日本に渡ったか、中国にあるのかわかりません」と言う事でした。 約1時間、博物館と発掘現場の見学のあと、再び北京市街へ戻り、昼食は、「広東料理」でいただきました。 ( 3月7日 撮影 )