「北京満喫の旅・世界遺産を巡る」の5ヶ所目は、北京市街の南部に位置する世界遺産、「天壇公園」へ行きました。 「天壇」は、1420年創建で、明・清の時代の皇帝が、「五穀豊穣」を願って「祭祀」を行った場所で、現存する中国最大の「祭祀建造物」だそうです。
 
 「天壇公園」の総面積は、273万㎡、「紫禁城」の約4倍の広さを誇る、緑豊かな敷地で、南端は、方形の壁に囲まれ、北端は、半円形の壁に囲まれています。 南門から、「圜丘壇」「皇穹宇」「祈年殿」と、南北に一列に整然と並んでいます。
 
 「天壇」を代表する「祈年殿」は、大理石でできた3層の基壇の上に建ち、3層の瑠璃瓦の屋根を持つ、高さ38m、直径30mの堂々とした円形木造建築物で、建物は28本の柱(4本の龍井柱は四季、12本の金柱は12ヶ月、その他12本は時刻を表わす)に支えられています。
 
 皇帝は、毎年正月に、ここ「祈年殿」で、豊作を願ったそうです。
 
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 北京市内に残る、明代に造られた城壁の一部だそうです。   北京オリンピック前に大部分が、高速道路建設のために、取り壊されたそうです。                ( 3月6日 撮影 )