先日、
うちの姉弟（小学６年生と小学４年生）が
怒りん坊のじいじにゲームセンターに
連れて行ってもらったときのこと――。
クレーンゲームをプレーしていた息子が
店員さんに「最後の一押し」について
相談したとき、
事件は起きた。
この店員さんは、
基本的な取り方をざっと解説したあと、
どさくさに紛れ、
息子が苦労して動かした景品を初期位置に戻してしまったのだ。
この理不尽な対応について、
困惑した息子が娘に話すと、
そばで聞いていたじいじが激怒。
くだんの店員さんをつかまえて、
「あんたはバイトか？」
「なんだその目は！」
「店長を呼べ」
などと文句を言いはじめた。
最近、
時代感覚を肌で感じるようになったのか
このときじいじは
「カスハラじゃないですからね！」
「カスハラじゃないですからね！」
と自己申告を繰り返していたそうだ。
怖くなって止めに入る息子を尻目に、
薄情なうちの娘は
「他人のふり」を決め込んだという。
最終的に、
店長らしき人が出てきたそうだが、
息子が動かした分は「なかったこと」にされ、
初期位置からリスタートさせられる羽目に。
その後景品は、
孫にだけ甘いじいじが
お金をかけて取ってくれたそうだが、
この件にかんしては
いくら何でもゲーセン側がズルいと思う。
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