小学生の習い事に空手を勧める理由⓵
うちの姉弟は習い事として「空手道場」に通っている。家計がとてつもなく苦しくなったとき、一時休会したこともあったが、続けて良かったと思っている個人競技の空手は団体競技と違って、チームをサポートする親の仕事がなく、試合自体もたまにしかない。だから、休日の多くを割かれることもなけば「お茶くみ当番」といった面倒な制度もないのだ。もちろん、所属する団体やチームの方針によって、保護者にかかる負担の大きさはまちまちだろうし、師範にたいする親の「媚び売り合戦」が起きる空手道場もあると聞く。送迎バスを出す水泳などはもっと楽だろうし、親の負担の軽さは空手のメリットとしてあくまでもおまけ程度だ。僕が一番子どもに空手をやらせてよかったと思うのは、どんな相手にも手を出さずにいられる力を持ったことだ。世の中には常識からかけ離れた世界で生きる親子がいて、小学4年生の息子がそういう人たちとのトラブルに見舞われたとき、空手がほんとうに役立ったのだ。\検索不要で更新記事がすぐ読めます//ブックマークよりもずっと便利です\