アフターピル(緊急避妊薬)とは・・・
妊娠する行為があってから、緊急避妊のためにしようするピル(女性ホルモン剤)です。
基本的に避妊は低用量ピルが一般的ですが、やむを得ず避妊に失敗した時のみ使用する最終手段となります。
本邦ではヤツペ法と呼ばれるプラノバールを使用した緊急避妊が行われておりました。
この方法の欠点としては、個人差もありますが、副作用として吐き気・嘔吐が非常に強いという点です。
近年、レボノルゲストレル錠(0.75/錠)を使用する方法が適応になりました(保険の適応はありません)。
このメリットは副作用であった悪心(吐き気など)・嘔吐が非常に少なくなったことと、避妊の効果が良くなったことです。
当院では、エラ(ella)の処方も可能です。
エラは、日本では未承認の医薬品ですが、海外では一般的なアフターピルと使用され、安全性や効果が保証されています。
エラは性交後120時間以内に服用することができれば、避妊の効果を得ることが出来ます。
アフターピルは、性行為後早く飲むほど有効です。できるだけ早く当院スタッフまでご相談ください。
薬の飲み方は・・・
■ レボノルゲストレル1.5mg ・・・・・ 性交後72時間以内に内服
12,100円
■ エラ ・・・・・ 性交後120時間以内に内服
16,500円
(念のため、吐き気止めも別に処方します。吐き気が出現した時は使用してください。)
当院には、常備ご用意がございますので、ご希望の方はご相談ください。