あくすじの散歩道

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20Jun
- ザゼンソウのタネ
  ↓　２月に紹介したザゼンソウの花。その後、花が終わり実がなってました。↓　先日見たら、二つなってた内の一つがつぶれていたので、もう一つを取ってきました。↓　実を割ると、白い果肉の中に丸いタネが。↓　探って取り出すと、５０個近く入ってました。↓　水で洗って。↓　参考までに、よく似た形態のミズバショウのタネと比べると。ザゼンソウの方がかなりでかい。うまく芽吹けば、育つのは早い？鉢に蒔いて腰水に浸けたり、濡れたミズゴケに入れたり。いろいろ試してみましたが、どうでしょう？今年芽吹くのか？来年か？なんせ、初めてのことなもんで・・・うまくいくかどうか。うまく芽吹いたら、ザゼンソウがいっぱい。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
16Jun
- ボウラン
  久しぶりの投稿です。いろいろあってなかなかブログを書く気分になれませんでした。先月の末のことですが、庭にぶら下げているヘゴ板に、見慣れぬ花が咲いてました。このヘゴ板は、ムカデランという野生ランを育てているもの。数年前に購入したものですが、その時から見慣れぬ棒のような植物が付いてました。その棒に花が。きれいとはとても言えませんが、明らかにラン科の花です。３輪咲いているようです。これは、ボウラン（棒蘭）という木に付いて育つ着生ラン、中国から台湾、日本の一部に分布する野生ランです。空中湿度の高い場所を選んでおけば、ぶら下げたままのヘゴ板で花が咲く、比較的丈夫な植物のようです。きれいじゃないし、園芸的にもあまり育てられていない植物。でも、こういうの嫌いじゃないし、手に入れようとしてもなかなかないし、そのまま育てます。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
05May
- ユキモチソウ
  ユキモチソウは、サトイモ科テンナンショウ属の多年草、ウラシマソウやマムシグサの仲間です。この仲間では珍しく、花の中心の白い部分がかわいい植物です。家の庭で何年も育てていますが、全く増えません。毎年一株、花は咲きますが種はできません、分球もしないようです。↓　昨年の花（４月下旬）そこで昨年、ＧＷに小さい株（雄花）を買ってきて、家の咲いてる花に交配してみました。この仲間は、株が小さいうちは雄花を咲かせ、株が充実すると雌花になります。ちょっと遅かったかなと思ったのですが、結実したかに。↓　昨年６月上旬。↓　その後、６月末には。残念ながらこのまま枯れて、実が熟すところまでは行きませんでした。何が原因でしょう？株の力不足でしょうか。↓　で、今年は早くから花が。花が咲いたらすぐ近くに置いて、何度か筆ですりすり。花の中がよく見えないので、何度も手探りで。↓　もうＧＷには花がしおれました。↓　地植えの方（去年の雌花）の苞を剥くと。あら、雄花みたい。↓　鉢植えの方（去年の雄花）は。こちらは、雌花でした。昨年雌花が咲いた株が、小さくなって雄花になった？昨年雄花だった株は大きくなって雌花に。これってラッキー？でも昨年、実を生らせようとして、力不足で熟さず、株が小さくなったとしたら。鉢植えで、今年初めて雌花を咲かせた小さな株に、実を熟させるのは無理なのでは？うーん、本当は実を取って株を充実させるのがいいんだろうな。でも、ダメ元でこのままやってみるか？せめて、大きい鉢に移して肥料でもやって。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
29Apr
- イチハツ
  イチハツって、アヤメ科で最初に咲くから「一初」と呼ばれるとか。（実際はシャガの方が早く咲くようですが。）でも、イチハツというと、白い花を思い浮かべる人が多いのでは？私も、数年前まではその一人でした。あの白い花は西アジア原産の匂いアイリス（またはイリス）、日本で「白花イチハツ」と紹介されて、ただのイチハツと呼ばれることが多くなったらしい。今では花屋でもただの「イチハツ」として売られていたりします。では、日本に昔からあるイチハツはというと。　↓①　中国原産でかなり昔に日本に入ってきた。②　青・紫系の花。③　乾燥に強く、かやぶき屋根のてっぺんに、魔よけとして植えられていた。④　最大の特徴は、外花被の付根中央部にとさか状の突起物があること。（３枚目の写真）よく似ているジャーマンアイリスは、突起の代わりに毛が生えています。この特徴を聞いても、実物を見るまでイメージがわかなくて。やっと本物を見たときは、なるほどこれだ、と。花好きの私でも、それまでイチハツを見たことがなかったのです。今では、イチハツを見る機会は少ないということです。なんとか苗を手に入れ、やっと立派な花を咲かせることができした。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
19Apr
- カヤラン
  先月・今月と、あっという間にいろんな花が咲いてブログを書く余裕も・・・と言い訳はさておき、珍しい花を見つけたので。↓　日本の野生ランをいくつか着けてるヘゴに、黄色い花が。↓　小さい花ですが２輪。↓　正面から見ると、ちゃんとランの花。カヤランです。カヤランは、日本固有種の小型の着生ラン、コチョウランなどに近い種類のランです。観賞用に育てられることは少ない植物なのですが、一昨年、いくつか手に入りました。昨年も小さい花を見せてくれましたが、今年もなんとか。今後も育てられるかというと、自信がありません。このまま管理するしかないのですが、気候の変化などでどうなるか心配です。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
09Apr
- コケリンドウ
  ↓　今年はもうコケリンドウが咲きました。しかも、全部青花だと思っていた苗のいくつかが白花。白花が出てよかったんですが、完全に混ざってしまいましたね。種を蒔いて生えた苗が、青か白かわからなくなりました。ちょっと葉っぱの濃さが違うでしょうか。コケリンドウが咲いたのならと、フデリンドウの生えている場所へ行ってみました。まだ咲いていませんでしたが、間もなく咲きそう。それにしてもこの株、ほんの少しの葉っぱですごい数の蕾が付いてますね。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
02Apr
- ショウジョウバカマ
  いつの間にやら、もう4月、しかもこの暖かさ。コブシもモクレンも、レンギョウもオウバイも、サクラもモモも、みんな一斉に咲いて、あっという間に終わってしまいます。そんな中で、今年初めて咲いた鉢を。↓　ショウジョウバカマです。この鉢は、親株の葉先にできた子株を集めて植えておいたもの。子株を取ってから何年たったでしょう？んーっと、記憶が・・・何度か鉢を上げているので、5年くらいでしょうか。今は5号の平鉢、花径が6本上がりました。いい鉢に移しとけば飾れたかも。といっても、葉に隠れて鉢はほとんど見えませんが。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
14Mar
- セツブンソウ・キバナセツブンソウのの苗
  この3年ほど、セツブンソウの種を取って蒔くようにしています。↓　セツブンソウの花の写真（再掲）。↓　去年蒔いたもの、1年目の苗。いっぱい生えました、発芽率は悪くありません。ふたば（といっても一枚ですが）が出て、今年はこれだけです。5月ごろには消えてしまいます。↓　2年目の苗。少ないのは、種を取るのを失敗したから。元々多くありませんでした。↓　念のため、この鉢の去年の写真。うーん、少し（１～２割）減ってるようですね。↓　3年目の苗。↓この鉢の去年の姿。こちらは大きく減ってます、半分くらいでしょうか。芋が大きくなると、夏越しが難しい？なかなか厄介です。でもこの鉢、犬のおしっこにやられた可能性も。最近、犬除けのラティスが壊れて、犬が入り込んでることが。防御して様子を見ます。一方、キバナセツブンソウ。↓　キバナセツブンソウの花（再掲）。こちらも、一昨年から種を取って蒔いてます。↓　去年蒔いたもの、１年目の苗。ちゃんとふたば（双葉）です。↓　２年目の苗。びっしりです。これ以前は種を取っていないのですが、見つけました。↓　おそらく、３年目の苗。親株の根元に、生えてました。分球したものかもしれませんが、近くに双葉もありました。苗は増えても、花が着かないと何にもなりません。来年は、少しでも苗に花が来ますように。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
11Mar
- 雪割草
  雪割草の展示販売会に行ってきました。会場は近所の農家のビニールハウス。おそらく、雪割草の好きな農家の方が、持ってる株を展示し、増やした株を売っているもの。あまり園芸種に凝らないのですが、ときどき安い株を購入します。↓　今年買った紫の花。中ほどに小さい花弁がいっぱい。↓　家で咲いてる株。過去に買った名のあるような株は、まだ蕾で咲いていません。園芸種は、きちんと冬場の保護してやれば、もっと早くいい花を咲かしてくれるんでしょうが、放ったらかしです。今咲いているのは、毀れ種からの実生ものです。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
09Mar
- フクジュソウ
  これもちょっと前の写真、フクジュソウです。↓　こちらは別の鉢。少し遅いのか、まだ蕾が3つほどあります。よその家では、かなり前から咲いてました。家の庭は寒いのか、遅い。単に日当たりが悪い、だけかも。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
08Mar
- キバナセツブンソウ
  先週の写真ですが、キバナセツブンソウです。キバナセツブンソウは、セツブンソウの仲間ですが、ヨーロッパ辺り原産の品種から交配された園芸種のようです。セツブンソウより丈夫で育てやすい、と思っていたのですが、元の4号平鉢の株はなくなってしまいました。でも、写真の大鉢の株は増えているようです。最近、種を取って蒔いているので、いずれそちらも報告します。↓　ついでに、セツブンソウ。　この後すぐに終わってしまいましたが、約3週間ほど咲いてました。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
02Mar
- ハッカチョウ
  珍しく遠出して、見たことのない鳥を見かけました。色は黒っぽく、ヒヨより大きくハトより少し小さいくらい。たまたま近くにいた、大きなカメラを持ってる人に聞いたら、「よくわからないんだよ。渡り鳥かな。」と、鳥の写真を撮ってる人ではなかったみたい。その後も何度か見かけました。↓　結構な数が群れていたり。↓　くちばしの付根に冠羽がある。　尾には白い模様が。↓　飛ぶと羽の中ほどが白く目立つ。家に帰って、野鳥の図鑑を見てみると。ありました、ハッカチョウ、漢字では八哥鳥、中国や台湾、ベトナムあたりの鳥です。かなり昔から飼育されていた鳥で、逃げ出して野生化したもののようです。いくつかの県では繁殖しているとか。そういえばインコも都会では野生化して群れを作っているらしいですね。鳥にも外来種がいるんだと、改めて認識しました。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
18Feb
- セツブンソウ
  例年、雪が降っても節分のころには咲いていたセツブンソウ。今年はいつになく遅い。↓　２/８の写真。やっと蕾がのぞいた程度。右はコケリンドウです。↓　昨日（２/１７）。やっと咲いた、ってとこでしょうか。例年より２週間ほど遅れてます。今年は春も遅いのかな？　［　ご訪問　ありがとうございました。］
12Feb
- ザゼンソウ
  いつの間にやら２月の半ば。１月は花もないのに加えて、体調不良でご無沙汰しました。今年はここにきて寒さが厳しい。ところが、久しぶりに出かけてみたら。ザゼンソウが咲いてました。去年も同じ場所で咲いているのを見たんですが、確認してみると、去年は３月半ば。なんで今年はこんなに早いんでしょう、寒いのに。まあ元々高山で、雪の中で咲いているような植物ですから、寒い時期に咲いてもおかしくはないのかも。でも、ちょっと出かけて、こんなの見れるなんて。せっかくだから、手を合わせて南無なむしときましょう。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
30Dec
- カワセミ
  またまた、久しぶりとなりました。いつの間にやら年の瀬です。先日、近くの田んぼに作られた池に、久しぶりに犬の散歩で行ってみると。↓　アオサギが漁の真っ最中。↓　近くの木をよく見ると。　　カワセミが水面を見張ってます。この後、何度かダイブ。魚を取ったこともあったような。結構長い時間、目の前できれいな姿を見せてくれました。でも、私のカメラと腕では、飛んだりダイブしたりの決定的瞬間は無理。↓　で、以下は、合間合間の枝にとまったシーン。青い背中が鮮やかできれいです。花のない時期にいいもの見せてもらいました。　［　ご訪問　ありがとうございました。］今後も、無理せずぼちぼちとやっていこうと思います。来年もよろしく。
18Dec
- シモバシラの霜柱
  久しぶりの投稿です。なぜかブログを書く気力が起きず、気が付けば1か月以上空いていました。年末になって寒さも厳しくなってきました。毎年恒例のシモバシラの霜柱です。シモバシラはシソ科の多年草。普通に白い花も咲きますが、見ものは枯れた茎に付く霜柱。気温が下がるこの時期、まだ生きている根が水を吸い上げ、茎から出たところで凍り霜柱になる。植物と寒さが共同して作る冬の芸術です。写真は、昨年植えた、道の横の北側斜面です。家の庭のシモバシラは、まだ葉が残っていて、シモバシラは全く出ていません。家の庭も冷えると思っていたのですが、こちらの方が寒かったようです。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
14Nov
- ミョウガの実
  だいぶ気温が下がっていろんな植物が冬枯れに。枯草の片付けも一仕事です。で、先日ミョウガの枯茎を片付けていたら、見たことのないものを見つけけました。↓　念のため、ミョウガの花の（ずっと昔の）写真。　　食べるのは地際に出てくる花芽。　　ほっとくと、薄黄色の花が次々と出て咲きます。↓　今回見つけたもの。　　ミョウガの実のようです。　　左はまだミョウガの花芽の形が残ってます。↓　左の実のアップ。　　赤い部分の中に白いものが見えます。↓　皮をめくってみました。　　↓　左のアップ。　　赤の中に白いもの、白の中に黒い部分（種か？）が見えます。実（？：ここでは赤い部分全体）は三角形で、はじけると中が赤のようです。実の外側の写真は撮り忘れました。種は３個できそうですが、写真では外の部分に種はできていません。ミョウガという身近な植物なのに、実を見るのは初めて。花芽を見つけると取って食べていたので、実がなることはほとんどなかったのか、なっても見つけにくい場所だったのか。気象条件が合わないと滅多にできないとか、株が枯れるときしかならない、と書いてるものもありました。地際で、枯草の陰にこんな目立つ色の実があったとは。今までもなっていたのでしょうか？　［　ご訪問　ありがとうございました。］
29Oct
- リンドウ
  リンドウが咲きました。リンドウは、リンドウ科リンドウ属の多年草。昔は、林床の端・堤・畔などに生えていて珍しくない花だったようですが、今ではほとんど見かけません。よく園芸店で売られているリンドウは、エゾリンドウの園芸種が多いようです。エゾリンドウは、先端だけでなく葉腋にも花が着き、何段も咲いている姿が豪華。リンドウは先端だけに花が着くので、派手さはないですが、落ち着いた感じです。どちらが好きかは、人それぞれでしょうか。　［　ご訪問　ありがとうございました。］
28Oct
- かわいい３兄弟
  先日の夕方、日没直後のころ、山の中を車で走っていると、黒い影が道を横切ろうとしました。ネコかな？動きが遅い、カラス？分れた、一匹じゃない。道の真ん中で止まって、じっとこっちを見てます。かわいい顔。タヌキ、しかも子供、３匹いる、３兄弟だ。（当然、写真はありません。）あわてて車を止めてカメラを。たまたま運転席の傍にカメラがあったものの、構えたときには向きを変えて一目散に逃げ出してました。↓　逃げる後姿。逃げ足が遅い、しかもずっと歩道を。↓　車を少し動かして、横から。日没後なので、暗くてブレブレ。それでも何とか識別できるものもありました。あれ、よく見ると尻尾が輪っかの縞々。アライグマだ、ラスカルと同じ。野生のアライグマを見たのは２回目。子どもは初めて。アライグマって結構危険だそうですね。でも、じっとこちらを見てた顔、かわいかったな～。いいもの見ました。　［　ご訪問　ありがとう゛ざいました。］
27Oct
- アキノキリンソウ
  山野草をまとめて置いてあるケースの中で、アキノキリンソウが咲いていました。図鑑などには、アキノキリンソウは野原や堤防などによくあるありふれた花と書かれていますが、実際は山の方にでも行かないとなかなか見つかりません。草丈は違いますが近縁のセイタカアワダチソウが、外来種のくせにあんなに茂っているのとはえらい違いです。セイタカアワダチソウは嫌いですが、アキノキリンソウは好きです。少し偏っているでしょうか？　［　ご訪問　ありがとうございました。］

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