イチハツって、アヤメ科で最初に咲くから「一初」と呼ばれるとか。

(実際はシャガの方が早く咲くようですが。)

 

でも、イチハツというと、白い花を思い浮かべる人が多いのでは?

私も、数年前まではその一人でした。

 

あの白い花は西アジア原産の匂いアイリス(またはイリス)、日本で「白花イチハツ」と紹介されて、ただのイチハツと呼ばれることが多くなったらしい。

今では花屋でもただの「イチハツ」として売られていたりします。

 

では、日本に昔からあるイチハツはというと。 ↓

 

 

 

 

① 中国原産でかなり昔に日本に入ってきた。

② 青・紫系の花。

③ 乾燥に強く、かやぶき屋根のてっぺんに、魔よけとして植えられていた。

④ 最大の特徴は、外花被の付根中央部にとさか状の突起物があること。(3枚目の写真)

 

よく似ているジャーマンアイリスは、突起の代わりに毛が生えています。

この特徴を聞いても、実物を見るまでイメージがわかなくて。

やっと本物を見たときは、なるほどこれだ、と。

 

花好きの私でも、それまでイチハツを見たことがなかったのです。

今では、イチハツを見る機会は少ないということです。

 

なんとか苗を手に入れ、やっと立派な花を咲かせることができした。

 

 

 [ ご訪問 ありがとうございました。]