おすすめ度5
難易度3
子どもに関する本は多くあるかと思いますが、だいたい子育て・教育関係の本が多いかと。
その手の本はいかに優秀な子どもを育て、子どもを立派な大人になってもらうかに重点が置かれており、子どもってそもそもどんな存在だっけという考察は少ない。
子どもは独自の視点で世界を眺め、自由にいきいきと生きている。
この子どもらしさの不思議な魅力を著者は子どもの視点で見える風景を通して描き出そうとする。
タイトルにあるように子どもを異文化の担い手として見ていくのだ。
だから、大人の世界から見ると時におかしく、気味の悪いものに思われかれない子どもの危うさを大人の手で下手にいじらず考察するのだ。
著者は「ひらひら」、「べとべと」、「もじゃもじゃ」といったキーワードを使った考察が上手くはまっている。
さて、子どもの見る世界を描写することで、子どもがいかに私たちの文明、日常から逸脱した存在でありつつ、何にも縛られないエネルギーで僕らの常識を揺さぶる存在であるかが分かる。
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