私の人生は私のもの。

私が親の介護に関わったり、子どもを育てたり、夫が毎日気持ちよく働けるように助けるのは私の喜びではある。

しかし…

私は何のために子どもを産んだのだろう。死ぬ思いで産んだのに子どもは自分が楽しい人生を謳歌しているのに私は…私のことは考えないのだろうか?あの息子は…

と何か気に入らないと半泣きで口癖のように言う母

これは大抵兄のことを私に愚痴る時の言葉なのだけど、私もドン引いてしまうこともある。

私がこんなに病気ばかりしてずっと貴女に迷惑ばかりかけてごめんね。こんなことなら貴女を生まなかったらよかった…

と泣きながら言われたことがある。生まなきゃよかった???って、この時には物凄い衝撃を受けたし、その頃から母のことが以前より負担に感じるようになってきたようにも思う。

昨日のこと…
どうしてあの子は私に苦しみばかり与えるのだろう。あんなに苦労して産んで人一倍手をかけて育てたのに…
とまた兄のことを言い出した。

そりゃ兄も相当ぶっ飛んだ人生を送っている人なので愚痴られても仕方はないかもしれない。けど、私はついつい言ってしまった。

羨ましいじゃない。あんなに自分の人生思うように何にも縛られず生きれるのだから…

すると母は言った。

貴女は自分の子どもがあんなんだったらどうするの?親には目もくれず自分のしたいようにだけする子どもよ。

私の答えは

いいじゃない。自分がそういう風に生きていける力を持つ人に育てた結果なんだから。羨ましい話だわ。

母は目を見開いて言った。

あんたはまだ若いわ。

私はこの30年以上本当に自分でも親に尽くしてきたと思う。けど、あの日以来私の人生は私のものだから!っていつも心の中で叫んでいる。母さんのために生まれてきたのでもなんでもない。
私の人生の中に親がいるだけ。
私の優先順位は子どもが成人した今、私が一番だよ。
私の一度きりしかない人生。
悔いなく生きる!!

自分自身親のことで悔いを残したくはないから親に関わっているだけだよ。