音楽・動画生成AIでMVを作ってみました。   ー大変ご無沙汰いたしておりますー | 悪のBOSSのブログ

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映像・音楽・戯曲など手掛けてきた「悪の秘密結社」のBOSSが日常や思ったことを綴ります。

 

父母の介護やら何やらに忙しく

amebaブログを書けなくなってから

随分経ってしまいました…

その間の事をまとめて……と思っていると、

いつまでも再開出来そうにないので、

唐突に書いてみます。

 

十数年くらい前に書いてストックしたままの歌詞を

最近進化著しい音楽生成AIと動画生成AIでMV化する……

といった遊びが、時間の無い私にも出来そうだと思ったので、

8作ほど作ってみました。

 

 

第一作「wet-song」……春歌です。

PixVerseでテキストから生成した動画の

想定外モーフィングも取り入れつつ。

 

 

ぬかるみの路地を ずぶずぶと入って 

突き当りの部屋を 何度もノックして 

あたしの一番 大事なもの出して 

用意しとくから 何度もノックして 

 

扉が開いたら ゆっくりしてって 

心の底まで 吐き出していって 

この冥い夜が 終わるまで居て 

あたしの部屋を 暖めていって 

 

あなたの体がゼリーになったら 

欠片も残さず食べてあげるから 

 

あなたの体がゼリーになったら 

欠片も残さず食べてあげるから

 

 

 

第二作「Oh! Silly on!」……そらみみアワー的な英語詞。

Suno AIは歌詞を勝手にアレンジしたりもします。

 

 

OK NOW! Oh! Silly on! 

FREE! FREE! FREE! 

Mean not on! Oh! Silly on! 

FREE! FREE! FREE! 

 

Never never Shit tale! 

Oh! Silly on! 

Fool were Fool were Shit tale! 

Oh! Silly on! 

 

Oh! Silly on!

Oh! Silly on! 

 

 

第三作「Surviver」……一転してハードでヘビーに。

架空のアニメの主題歌MVっぽく。

これもPixVerseの奇抜な「解釈」を活かしつつ編集。

 

 

ちぎれ飛ぶ 血まみれの 掌が 弧を描き 

見送った 後ろ髪 尾を引いた ほうき星  

 

その言葉 その愛は 照らす物 無い光 

眼を閉ざし 身を解き 濁流に 消えてゆく 

 

全ての愛しい命をこの腕に 

もう何もひとつも無くさぬように 

 

抱きしめて抱きしめて駆け抜ける 

転んでも転んでも抱いて行く 

 

叫ぶ名は あなたが 知っている 

叫ぶ名は あなただけ 知っている

 

 

第四作「僕たちのエゴイズム」……猫動画にしてみようと。

内容が内容なので可愛くしてみました。

 

@PixVerse_Officialが「Great!」とコメントを……

 

 

朝の歌 夜の歌を 代わる代わる 歌いかけ 

胸で揺らし 育ててきた 僕たちの エゴイズム 

 

愛の歌 夢の歌と 焦がれて来た 陽の光 

指にぬめる赤い血に 頬染める エゴイズム 

 

海の歌 空の歌を 口々に口ずさみ 

知らぬうちに 陸に聳える 僕たちの エゴイズム

 

 

第五作「phobia」……2011年に作詞。

漠然とした不安、見えない静かな恐怖を感じている人を描く…

 

 

曇り空がペラペラと 薄く薄く剥がれてく 

怖いくらいに明るく けれども雲は晴れない 

 

あなたの眼がパチパチと 瞬くたびヒビ割れる 

何かが産まれそうだと 呟けば眉ひそめる 

 

世界はたった1つの あなたの嘘で満たされ 

私は風に千切れた 不安の帆で流される 

 

いつか雲間からきっと まっさらなお日様が 

私をめでる日が来ると 歌いながら流される 

 

ラララ……

 

 

第六作「夜が頷いた」……前作と同じく2011年の作。

この頃よく「フクイチカメラ」見てました。

やはり終末観の漂う歌です。

 

 

とうのたったロリータが 指の腹で蜜柑剥く 

思いだし笑いが 止まらない午前2時 

 

破滅の足音は 静かに近づいてた 

ありふれた結末が 静かに近づいてた 

 

すき焼きの湯煙が 窓を抜け夜を抜け 

幸せのあるという 雲の上に消えてった 

 

モニターの建物が ゆらゆらとゆらめいた 

温泉の湯気みたく ゆらゆらとゆらめいた 

 

世に長く居すぎたと ロリータは呟いた 

短すぎるドラマだと 地球儀は呟いた 

 

寝落ちした都会に 暗い色の毛布を 

掛けながら夜も そっと頷いた

 

 

第七作「Believe me」……曲調を「ロックミュージカル・ナンバー」と指定するとSuno AIが歌い上げてくれました。

昔「淡々と歌って怖い曲」に作曲した事がありましたが、

こんな風にドラマチックなのも良いなあ……と思って。

 

 

Believe me Believe me 

Believe me Until you go to heaven 

Believe me Believe me 

Believe me Until you die 

 

I believe you You are a wonderful person 

Endure trials and die for me 

 

You believe me You believe me 

You believe me So you go to heaven 

 

You believe me You believe me 

You believe me So you die

 

 

第八作「詩人の恋」……これも春歌の類です。

「渇き」を感じていたのだと思います(笑)

 

 

あやめわかたぬ 青く暗い水の底で 

陽光に目も眩む 白い砂漠で 

いつも魂は渇き あなたの潤いに滑り込んでは 

身もだえし 涙していました 

 

逢うは別れの始まりと 

愛はいつも歌いながら飛んでゆきます 

 

泉は旅人をなつかしんで 静かに波紋をたてるでしょうか 

旅人は行く先に せせらぎを探すのでしょうか 

 

想い出はただ甘く 旅人は渇いています 

やがて永遠に続く 夜の砂漠を 

 

ラクダはあてもなく さ迷い消えてゆきます 

足跡は砂の中 けれど耳を澄ませば 

遠く夜を越えて 泉の水音が 

ひび割れた魂を 慰めてくれるのです 

 

甘くひめやかな 美しいその音で