フィルムのムービーカメラを買ってしまった その① | 悪のBOSSのブログ

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映像・音楽・戯曲など手掛けてきた「悪の秘密結社」のBOSSが日常や思ったことを綴ります。

 

ふと欲しくなって、ベル&ハウエルの(ダブル8方式)8mmフィルム用ムービーカメラと

16mmフィルム用の「シネ・コダック」と、ゼンマイ動力のアンティークなのを買ってしまった。

 

側面のネジを巻いて、レバーを押すと「サー」と乾いた軽やかな撮影音を立てる。

ファインダーは曇ってたりするけれどアングルは判る。

 

予算的に断念したが、本当はベル&ハウエル16mmのが欲しかった……

まだ家庭用のビデオカメラが開発されてない頃、8mmで映画撮ってる者は

16mmのカメラに憧れていた。

 

ボレックス16mmで映画を撮っていたペパーランド能勢さんに「買いたいと思ってるんです」と

話をして、色々な機種について教えてもらった(予算や性能でスクーピック勧められた)時、

ベル&ハウエルのカメラはとにかく頑丈で、従軍カメラマンなどに好んで使われ、

疾走するジープから転落しても壊れなかったというのを聞いた印象が強かったからかな。

 

今回、小道具としてMVや映像作品に登場させるのも面白いかな……と漠然と思っただけで

(現像とか大変なので)実際にフィルムを買って撮影するほど余裕と遊び心はないのだが、

シンプルな仕組みのフィルムのムービーカメラは『機械』として、とても魅力的なのだ。

 

 

その②へ続く……