私は、月謝制にしていない.

 

月に1回のレッスンでも

構わない。

 

ホームページに、そう書いている。

 

その設定にしたとき、

私は、浅はかだったので、

 

「月1回レッスン」を

希望する人は、

ある程度、レベルの高い人で

家で、それなりに練習して、

 

しかも、

変なクセもつけず、

「こんな仕上げをしてみました。

いかがでしょうか?」

的な、イメージを想定していた。

 

蓋を開けてみると、

まったくの初心者高齢者で

「月に一回で」と

言う人が、一人でなく、

複数人いる。

 

別に、私は、

どうでもいいから、

「それで、いいよ」と言う。

 

もし、

「月に何回以上は来てください」

とか、相手の為を

思って言っても、

 

「金儲け主義」とか、

思われたら嫌だしな。

とか、

 

いらんことを

考えたりもするので、

レッスン回数は、

相手に任せる。

 

うちの教室のルールとして、

それを、OKとしているのだから、

匿名のブログで、

こうやって、愚痴を言うのは、

卑怯だとも思う。

 

それなら、

規約を変更しろよ!

と、

これを読んでいる人は、

不快に思うかもしれない。

 

だけど、書く。

 

全く指の動かない

リズムも取れない高齢初心者が、

 

月に一回、

1年で12回ほど来て、

ピアノが弾けるようになると

思っているのだろうか?

 

そういう人は、

家で練習しても、

ヘンなクセだけ

身につくだけで、

ピアノは、上手にならない。

 

「あんたの場合は、

レッスン回数を増やした方が

いいと思う」と、

言いたくなる時がある。

 

だけど、以前に、

レッスン回数のことでなく、

普通に、ピアノを指導していたら、

 

「そんなに、上手くなりたいとか、

思ってないんで!」

言われたこともあるので、

 

その人以外にも、

「熱意のなさそうな人」だと

私が判断した場合は、

同じように、

熱意を持たずに接している。

 

講師として、

その熱意のない対応は

間違っていると思いつつ、

 

熱意を持つことが、

正解とも思えなくて、

ただ、

無関心でいるしかない。

 

「無関心でいる」ことは、

無責任で、ラクそうに

みえるかもしれない。

 

だけど、無関心でいることは、

おせっかいばばぁの私には、

本当は、しんどい。