前回、

5454の動きができない

爺さんの話を書いた。

 

その日の続き。

 

じいさんが

あまりに出来ないので、

 

私は、

545454545454545

と、

超・超高速ダッシュダッシュダッシュ

で弾いて、

ニヤリと笑顔を作り、

ドヤ顔をしてやった。

 

じいさんは、

その速さを、

真似しようと、

指を震わせていた。

 

ムリムリ・・

 

これは、

お手本じゃねぇんだ!

私のマウントなんだ!

 

真似なんて、

しようとするな。

 

私は、

セクハラ気質で、

パワハラ気質で、

ジャイアン気質なんだ。

 

だから、

じいさんは、

スネ夫を演じて、

私を尊敬するふりをすればいい。

 

じいさんは、

ゆっくりおっとり、

5454の

練習をしてくれればいいんだ。

 

この前、

ネットサーフィンしてて、

生年月日を入れて、

運勢が出てくるみたいな

無料のやつをしてみたら、

 

画面が、私の性格を、

勝手に判定した。

 

「ニコニコした、

楽観的で

永遠の5歳児で、

お調子者の

腹黒い人

 

びっくりした。

 

私の、腹黒さって

生まれながらに、

決まってたの?