① 100均で、ガムテープと、

40シートのクリアブック

(プリントを入れる

ファイルみたいなやつ)

を買った。

 

その前に使っていたものも、

「同じ100均」で

買った物だったのだが、

 

どちらの商品も、

以前よりも、

品質が粗悪になっていて、

「安物買いの銭失い」を

実感した。

 

ガムテープは、

幅が細くなっただけでなく、

粘着力が弱くなっていた。

 

クリアブックの方は、

中が薄くなって、ペラペラで、

プリントを入れると、

すぐに破れそうだった。

 

物価が・・・

インフレが・・・

と言うのは、わかるが、

 

粗悪品を作る技術が

向上しただけとしか思えない。

 

量が減る、価格が上がるのは

理解できるが、

品質の劣化がひどすぎる。

 

② ある食品を買おうとしたら、

これまでと同じ商品なのに、

以前には入っていなかった

「とある添加物」

が含まれていることに気付き、

別の商品を買うことにした。

 

「技術」は

発展したかもしれない。

 

いわゆる、

添加物の巧みな進歩。

 

それが、消費者にとって、

良くなったのか疑問だ。

 

その他、

実家の蔵を覗いてみると、

茶道具などを見ても、

昔の物の方が

品質が良いと感じる。

 

それは、

一部の楽器などにも

言えることかもしれない。

 

物品・食品に関して、

「技術の発展」と共に、

「粗悪品」になっている物がある。

 

技術が発達していることは、

確かだけれど、

 

その技術は、

「良い物」を作る為でなく、

人を騙すために使われているのでは

ないかとさえ思う。

 

そこで、思うことがある。

 

ある頃、

「昔、スタンダードだった教材」が

どれだけ、無意味で、無価値で、

音楽を嫌いになる要素がたっぷり

だったかを、よく耳にする

時期があった。

 

当時、

その教材を使う先生は

時代遅れだと

言われたりして、

私も、「その雰囲気」に同調し、

いろんな教材に手を出した。

 

確かに、

「その昔の物」は、

調性が偏っているとか、

はじめの方は、

ト音記号ばかりとか、

アンチの意見は、

頷けるものばかりだった。

 

だけど、

新しい教材、

今、流行りのテキストも、

 

「目を見張るほど

教育方法が進化し、

これを使えば、皆が上達する」

と言うような

素晴らしいものは見たことがない。

 

昔の物になかった「良い事」

取り入れられていることは

認めるが、

 

昔の物にあった「良い事」が、

そぎ落とされていることに

気付かないのか?と思う。

 

食品も、教材も、文房具も、

昔の物は、実直だった。

技術は未熟で、

欠点もあったけれど、

誠実だった。

 

今の物は、

消費者を、あの手この手で

騙そうとしている気がする。

 

言いすぎですか?

Yahoo!ショッピング(ヤフー ショッピング)