私は、「褒める」「褒められる」ことに、

否定的なニュアンスを感じている。

 

プロの演奏家の素晴らしい演奏や、

プロののスポーツ選手のプレイを、

聴いたり、見たりして、

「すごい」と素直に思う。

それは、「褒めている」のではない。

上手い日本語は見つからないけど、

「褒める」という上から目線ではない。

敢えて言えば、賞賛・感嘆だろうか?

 

ピアノレッスン「褒めて伸ばす」。

教育系の本で、よく見かけるフレーズだけど、

生徒って、褒められて、嬉しいの?

 

嬉しいなら、褒めてあげるよ。

教えてあげよう。

「褒めている」=「欠点を指摘してる」だけ。

 

同じ所ばっかり間違う人が、

やっとこさ、間違えなくなって、

褒められる。

「褒められた個所は、

そもそも欠点だったところ。」

 

初めから、できている人は、

できて当たり前すぎて、褒められない。

 

欠点の多い人は、褒められる。

欠点の少ない人は、褒められない。

 

できる人には、

「よくできたね」「頑張ったね」と言うよりも、

「こうしたほうがいいよ」と言う。

上へ、上へと指導する。

 

できない人は、褒めて、おだてて、終了。

それ以上のキャパはないことがわかっているから、

指導することなんて、ない。

 

「褒められる」=「欠点を指摘されているだけ」

 

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