おうち時間にドラマはいかがでしょうか。
あくまでも(・(ェ)・)のドラマ紹介です。
作品を彩る主題歌や音楽とともに紹介していきます。
夏ドラマ『初恋、ざらり』レビューです。
オトナ要素ありです、ご注意を。
きれいごとだけではない、タイトル通りざらりとした感触の初恋ラブストーリー。
内容的に一瞬NHKドラマなのかと思いましたがテレ東ドラマです。
主人公は軽度知的障がい・自閉症の女性 上戸有紗(小野花梨さん)。
正しい判断ができていない生活。
夜のコンパニオンの仕事をしていて好きでもない男性にノーと言えず、ちゃんとした恋はしたことがありません。
主人公の見えている世界、考えている世界が映像化言語化されることで少し理解できるような感覚ありました。
有紗の母親(若村麻由美さん)は水商売、ちょっとアルコール依存気味。
戸惑い余裕なく完璧ではなかったけれど必死に育ててきた、決してワルイ母親ではないというのは伝わってきます。
変わりたいと、有紗は昼の仕事を探し運送会社で働き出します。
そして運送会社主任 岡村龍二(風間俊介さん)と出会います。
優しそう、実際優しい岡村。
仕事で失敗ばかりの有紗に対し他の同僚は冷たいですが岡村はフォローして褒めてくれます。
いつしか有紗は岡村に初恋
岡村はフツウ、がいいタイプ。
波風立てないように生きています。
有紗の障がいには気付いておらずひたむきさ純粋さをいいなと思いつつ、年の差に遠慮してしまいます。
有紗の
「私フツウ、じゃなくてもいいですか?」
がせつなく響きます。
この初恋は、どうなるのでしょうか・・・
私生活で離婚問題抱えながら、配送指示・配車を初めて任されミスだらけの有紗を職場で優しくフォローする運送会社社員女性(西山繭子さん)。
イイヒトでカッコよくて非の打ち所のない神のような方で感動します
仕事して、恋をして、ゆっくりと少しずつ自己を確立していく成長をみせる主人公を応援したくなります。
難しく重いテーマなのに、主役二人の演技が素晴らしく惹き込まれるドラマ。
オープニング主題歌はa子さん『あたしの全部を愛せない』
ピンクハートに囲まれる二人がかわいく初恋感ありありポップな楽曲です。
お越しいただきありがとうございました。
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