今年映画化公開予定のドラマ『イチケイのカラス』シリーズレビューです。
◎連続ドラマ
東大卒カタブツ裁判官・坂間千鶴(黒木華さん)が赴任したイチケイそしてその宿舎には、中卒破天荒裁判官・入間みちお(竹野内豊さん)がいました。
きっちり几帳面理論的、理論だけの頭でっかちなところありの坂間を黒木華さん声のトーンから変えて演じていらっしゃいます。
普通裁判官はやらないことをどんどんやり飄々とマイペースな入間、竹野内豊さんハマり役ですね。
入間は法壇から降りて皆と同じ目線で話し、
完全に納得いかない場合は、というか毎度職権を発動、
裁判官なのに現場まで行き細かく現場検証始めてしまう行動派、
事件が起きたその時間帯その人物になりきって再現することでわかることがあり真実が判明、
99.9%をひっくり返す無罪、誰も冤罪にならずちゃんと調べて良かった〜となるのです。
そんな入間を優しくにこにこしながら見守るベテラン裁判官・駒沢義男(小日向文世さん)。
坂間に密かに恋するが態度に出てるピュアピュアな書記官・石倉文太(新田真剣佑さん)。
新田真剣佑さんピュアピュア演技もお上手です
三つ子の子育てしながら保育園預けてる時間までは目一杯働く書記官・浜谷澪(桜井ユキさん)。
最高裁判所判事(草刈民代さん)、
検察官(山崎育三郎さん)、
被告人その他でそうそうたるキャスト(前田敦子さん、生田絵梨花さん、永野芽郁さん、広瀬アリスさん、バカリズムさん、板尾創路さん、佐々木蔵之介さんなど)
が出演されてます。
図解映像が非常にわかりやすく、難しい事件でも概要がしっかりと掴め入り込めます
裁判官たちがカラスのような黒衣ファッサーッと着るスローモーションシーン、BGMも相まって神々しいです
◎スペシャルドラマ
東京、イチケイの駒沢たち。
星積ホールディングスのお家騒動傷害事件を扱っています。
スペシャルドラマでは書記官二人が
石倉文太(新田真剣佑さん)海外、
浜谷澪(桜井ユキさん)産休、
とのことで出演なく、その代わりに
新人書記官・岡林保(戸塚純貴さん)が入ります。
やたらお土産の陣太鼓推してくる岡林です。
女神と呼ばれる弁護士・嶋津奈都子(中村アンさん)、
物腰穏やかな弁護士・佐倉朝子(堀田真由さん)、
そして策略家といわれるイヤな強敵、星積ホールディングス役員・大藪重之(北村一輝さん)、
などが関係者です。
駒沢あなたまでもがまさかの職権発動
一方熊本、イチケイを去り熊本地方裁判所にいる入間たち。
熊本県不良グループ同士の喧嘩最中、意識不明の重体となった男性被害者(HiHi Jets 髙橋優斗さん)、加害者として逮捕された男性(嘉島陸さん)の裁判。
裁判中、不良たちがヤジとばし普通の裁判官なら
「トントン静粛に」
なところ入間は
「むしろもっと話を聞きたい」
とその中の気になるひとり(宮世琉弥さん)を証言台に立たせて話を聞きます。
宮世琉弥さんは秋ドラマ『君の花になる』8LOOMの成瀬役の方、まっすぐ大きな瞳が印象的な俳優さんです。
もしかして東京と熊本2つの事件がつながる予感・・・
ちょこっと出演あったのが
入間の元同僚弁護士・柊木雫(北川景子さん)
同じくリーガルもの月9ドラマ『女神の教室〜リーガル青春白書〜』の役柄ですね、
それから
人権派弁護士(斎藤工さん)
防衛大臣(向井理さん)
映画への伏線でしょうか気になります
痛快リーガルエンターテイメント映画も楽しみです
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