男・女主人公選べる他、追加要素満載の『カリギュラオーバードーズ』。
主人公含め登場する高校生たちはネット上仮装世界・メビウスのアバターである、という設定。
なのでリアルの年齢や容姿とはかぎらない、むしろ違うことの方が多いです。
そんな人々が永遠の高校生姿のアバターで集う、夢のような楽しいはずのメビウスに異変が。
主人公は
メビウス内で高校を卒業した生徒が再び入学しループしていること
突然暴走し他者を攻撃してくる生徒がいること
バグみたいな妙な雰囲気
に気付く数少ない人間たちのひとり。
暴走する生徒たちはメビウスのアイドルボカロ・μ ミュウを崇拝している
謎を解き、現実世界へ帰るため戦う「帰宅部」に主人公は所属することになります・・・
ゲームの特徴は、そのへんうろうろ歩いている大勢のNPC生徒たちが皆なんらかのトラウマを抱えており、なんと
突然暴走し敵・デジヘッドとなることもあれば
仲良くなることでパーティーに入り共に戦ってくれる味方となることもある
という点です。
パーティーは自分抜きで最大3人入れることできますが、とりあえず2人だけ入れておいて常に空き1人作っておくのが便利でそうしてました。
主人公だけの特殊能力が、未来予測。
1手2手3手…敵の攻撃パターンが視覚的に視えるのでそれを参考に、パーティーの味方たちそれぞれの攻撃がハマるかどうかタイミング考えながら技を出していきます。
武器・カタルシスエフェクトはひとりずつ決まっているというかあらかじめ身体の中に持っており、それとは別で各人3箇所に、入手した精神装備・スティグマをつけ外しすることで力が変化。
ここは自由で面白いです。
普通のRPG同様各人レベルアップやスキル習得もあり。
全てのスティグマ収集したくなるのと、全員のトラウマ解決してあげたくなります。
世界観、システム、ボカロP的BGM、全体が素晴らしい神ゲーと思います。
◎2作目
『カリギュラ2』、男・女主人公選べます。
前作のデジャブみたいな、新たな仮想世界が舞台。
前作のメビウス＝今作のリドゥ。
前作のμ ミュウ＝今作のリグレット。
主人公は「帰宅部」として戦います・・・
前作より今作の方が少しだけポップになった印象。
敵も味方もジメジメしてない、カラッとした良いキャラクターたちばかりで、明るいノリでした。
なので、より『ペルソナ』感増し増し。
次回は、『カリギュラ』シリーズと同じフリュー作品『ロストディメンション』レビュー予定です。
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