さくらももこ先生のエッセイについて。
前回に続き、今回は読ませていただきましたエッセイ本のレビューです。
◎エッセイ『もものかんづめ』
『ちびまる子ちゃん』作者のさくらももこさんによる、コミック『ちびまる子ちゃん』同様こちらもベストセラーとなりましたエッセイ本です。
読みやすい文章でユーモアたっぷりの語り口。
見習いたいものです(´(ェ)`)
昭和風情たっぷりの『ちびまる子ちゃん』はさくらももこ先生の子供の頃がモチーフとなっているそうですが、『もものかんづめ』の文章から汲み取るにまる子よりも実際の先生はクールで知性的でしっかりしていらっしゃる、いや、まる子が立派な大人へと成長した姿なのかなと想像しました。
おなじみの家族たちの話も出てきて、家族の中のあの人が実際はイメージと違う、といったびっくりエピソードも書いてあります。
衝撃を受けました。
◎エッセイ『そういうふうにできている』
さくらももこ先生ご自身の妊娠、出産という体験をこちらもユーモラスに書き綴り、ことばのセンスに溢れています。
独特の文章表現言い回しから我が子へのたしかなを感じました。
先生が残念ながら亡くなってしまったいま、生命のこと、改めて感慨深いです。
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