さくらももこ先生のエッセイについて。





前回に続き、今回は読ませていただきましたエッセイ本のレビューです。

 
エッセイ『もものかんづめ
もものかんづめ (集英社文庫)

 

ちびまる子ちゃん』作者のさくらももこさんによる、コミック『ちびまる子ちゃん』同様こちらもベストセラーとなりましたエッセイ本です。


読みやすい文章でユーモアたっぷりの語り口。

見習いたいものです(´(ェ)`)


昭和風情たっぷりの『ちびまる子ちゃん』はさくらももこ先生の子供の頃がモチーフとなっているそうですが、『もものかんづめ』の文章から汲み取るにまる子よりも実際の先生はクールで知性的でしっかりしていらっしゃる、いや、まる子が立派な大人へと成長した姿なのかなと想像しました。


おなじみの家族たちの話も出てきて、家族の中のあの人が実際はイメージと違う、といったびっくりエピソードびっくりマークも書いてあります。

衝撃ハッを受けました。



エッセイ『そういうふうにできている


そういうふうにできている (新潮文庫)

 

さくらももこ先生ご自身の妊娠、出産という体験をこちらもユーモラスに書き綴り、ことばのセンスに溢れています。

独特の文章表現言い回しから我が子へのたしかな愛を感じました。

先生が残念ながら亡くなってしまったいま、生命のこと、改めて感慨深いです。


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