悪食 30点
今年 102本目
監督、脚本 コン・ダージャン
脚本 ワン・イートン
出演 ヤン・ハオユー
ワン・イートン
廃刊寸前のUFO雑誌の編集部員達が繰り広げるSFロードムービー。
新宿シネマカリテへ。
鑑賞結果、確かにロードムービーなのですが、誰目線なのか分からない。しかも内容もよく分からない。ただただ眠気と戦う2時間。
これはドン・キホーテですな。
ここからネタバレ満載でいきますからご注意を⁉️
かつてはメディアでももてはやされた科学雑誌「宇宙探索」。しかし今では廃刊の危機に瀕していた。
編集長のタン(ヤン・ハオユー)は文句ばかり言う編集部員に囲まれながらも、相変わらず訳の分からない独自の方法で宇宙からのメッセージを探している。
この辺りからこの映画はやばいかもと感じてきた。
主人公である編集長のタン(ヤン・ハオユー)がオタクがジジイになったとしか見えないからだ。しょぼくれて、カリスマ的指導力があるわけでも無いのに何故かここまで雑誌を作り続けた。夢を追う子供みたいにどこかキラキラしたものを持っていたりしたら少しは感情も入るのだろうが、それも全く無い。魅力が全く無いのだ。
これはヤバい⁉️間違いなく眠くなる。
隣の友人はすでに寝ている😱
潰れる寸前の雑誌社。そこに西の村で宇宙人の仕業であろう怪奇現象が起きたと伝わって来た。
タン(ヤン・ハオユー)は行きたくて仕方がない。
宝物のように大事にしていた本物の宇宙服を売ってまで宇宙人探索の旅に出ることを決めた。
ロードムービーの始まりだ。
山の中に分け入りながら、先ずは怪奇現象が起きたという村に到着。
怪奇現象とは、村の守り像でもある狛犬の咥えていた玉が無くなっているのだとか。そんなものやを盗む奴はいない。宇宙人の仕業だと。
その話に妙に納得するタン(ヤン・ハオユー)。
話がどんどんヤバい方向に進んでいます😱
村に到着すると、情報を寄せてくれた少年スン・イートン(ワン・イートン)が出迎えてくれました。彼は頭に鍋を被っています。どうやら宇宙人からのメッセージを受け取り易くする為と言うのですが、ヤバい奴にしか見えません。
しかしタン編集長(ヤン・ハオユー)は違います。なるほどと納得しています。そしてタン編集長自作の宇宙人の痕跡を捉えるというガイガーカウンターを向けるとわずかに反応するのです。それに気をよくしてさあ、山に探しに行こうとなる訳です。
もう意味が分かりません。そしてそのチームもまた不思議に危ない奴らばかりでこれは何なんだとしか言いようがありません。
探索では問題が沢山起こります。
案内役の少年が突然消えてしまいます。
メンバーは少年を探しますが、見つかりません。その上、メンバーの1人が野良犬に咬まれるのです。狂犬病の可能性もあるので、編集長1人残して他のメンバーは下山するのです。
そして1人になった編集長はガイガーカウンターの反応を頼りに少年を探すのです。
ガイガーカウンターが反応した洞窟に辿り着くと、何とそこには少年がいるのです。そして少年は「ここまでだよ」と言うと洞窟の奥から出て来た大群の蝙蝠だか鳥だかに体を覆われて空を飛んでいってしまうのです。
さあ、皆さん。SFですねぇ。
何なんでしょうねぇ?さっぱり解りません。
こうしてこの映画は終わるのです。
えっ、そんな内容なの?と言われたらもしかしたら若干違っているかもしれません。何故なら、前半ちょっとうつらうつらしていたような?後半、ぼーっと観ていたような。一緒に観に行った友人は寝ていたから分からんと宣うし😰
はっきり言って完璧に観ていた訳ではないのです。
すみません🙏
こんなの投稿するなと言われそうですが、このブログはあくまでも個人的な備忘録が目的なのでご容赦ください。
でも寝るほどつまらなかったのは事実です。
しかし中国でもこんな映画が撮られていることにある意味驚きを隠せません。
何だ俺たちと一緒じゃん。くだらないものを映画化出来るんだ⁉️そんな驚きです。
ご興味がある方は怖いもの見たさでどうぞ劇場へ。
これは地上波には回ってこないのは確実でしょうから。