『アベンジャーズ エンドゲーム』 これを観ずしてアベンジャーズを語るなかれ! | 悪食のシネ満漢全席

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ろくに情報知らぬまま、当たり屋みたいに突撃して、 しょーもない感想を言い合って、備忘録代わりに残します。 かなりの無責任、言いたい放題、無礼千万をお許し下さい。

 

悪食  90点

今年  52本目

 

監督  アンソニー・ルッソ

       ジョー・ルッソ

脚本  クリストファー・マルクス

       スティーブン・マクフィーリー

主演  ロバート・ダウニー・Jr

       クリス・エバンス

       クリス・ヘムズワース

       スカーレット・ヨハンソン

       ジェレミー・レナー

       マーク・ラファロ

       ドン・チードル

       ポール・ラッド

       ブリー・ラーソン

       グゥイネス・パルトロウ

       ジョシュ・ブローリン

       真田博之

 

さぁて、やってきました。アベンジャーズシリーズ結び。果たしてどんな結末になるのか楽しみでたまりません。

メチャ混みの豊洲ユナイテッドシネマへ。

 

鑑賞結果、アベンジャーズシリーズの集大成としてのこの一本、さすがとしか言いようがありません。各キャラクターの描き方からストーリー展開に至るまで素晴らしいとしか言いようがありません。

泣けます‼️

 

今回はネタバレは無粋なのでしません。ご安心を。

 

インフィニティウォーの後、世界は崩壊したが、残った人類は何とか生活を立て直しつつあったが、精神的には壊滅のままだった。

 

宇宙にサノスを追ったスターク(ロバート・ダウニー・Jr)とネビュラは、宇宙船が航行不能になり対策を施すも酸素も残り少なくなり絶望的な状況に陥っていた。

サノスにより人類の半分を消し去られたのは、アベンジャーズも仲間や家族も例外ではなかった。

サノスを探して仇を取りたくても、サノスは時空の裂け目から姿を消し、その行方は分からなかった。

 

こうしてエンドゲームは始まります。

その前のカットはインフィニティ・ウォーの続きと言えるものです。

先ずこのカットからして悲しみで涙が溢れます。

誰もがこんな思いは絶対したくないというストーリー。

この映画の根本的な哀しみは最初に全てを言い表します。

 

絶望的な悲しみの向こうに人は何を思い行動するのか?

アベンジャーズのヒーロー達にもその行動は様々。

ヒーローとは何か?を問いかけます。

そして人間とは何か?どんな行動が正しいのか?

前を向く者、逃げる者、諦める者、怒りを爆発させる者。

 

サノス(ジョシュ・ブローリン)は大きな間違いを犯していた。人類を甘く見ていた。

サノスは大義の為の小さな犠牲と考えていたが、人類はその犠牲を受け入れるほど諦めは良くなかった。

アベンジャーズは再び立ち上がるのである。

 

さて、この映画の見どころは、全部です(^O^)

キャラクターそれぞれの変化や苦悩は勿論ですが、彼等の本質的な心根が描かれます。

ヒーローだって人間という基本的な話。ヒーローという立場から叩き落とされた者だけが感じる苦悩。それをどう乗り越えていくか?ある意味、人生の指針です。

そして愛情。それは恋人だったり、夫婦だったり、家族だったり、果ては人類愛だったり。

形は違ってもそれゆえの苦しさと喜びは涙無しには観られません。

アベンジャーズが取る苦渋の選択は重いです。

 

そんな重いシーンも確かにありますが、マーベルシリーズのコミカルな部分も忘れてはいません。

うっそ〜というような爆笑シーンだって用意されています。

いやはや、マーベルのサービス精神には頭が下がります。

そうです、この映画は笑いあり、涙あり、感動ありの映画の持つ最高のエンターテイメントがこれでもかというほどに入った大作なのです。

これを観ずしてアベンジャーズシリーズを語ることなかれ‼️と言いたい。

是非、劇場に足を運び、大いに笑い、大いに泣き、大いに感動してください。

素晴らしい映画です。

超オススメです(^O^)