『カンフー・ヨガ』 ジャッキー・チェン映画らしい楽しさ | 悪食のシネ満漢全席

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ろくに情報知らぬまま、当たり屋みたいに突撃して、 しょーもない感想を言い合って、備忘録代わりに残します。 かなりの無責任、言いたい放題、無礼千万をお許し下さい。

 

悪食  75点

今年  8本目

 

監督  スタンリー・トン

主演  ジャッキー・チェン

        アーリフ・リー

        ディシャ・ハタニ

        シャオグァン

        ソーヌー・スード

 

ジャッキー・チェンがインドと映画?タイトルは「カンフー・ヨガ」。ふざけてますよねぇ。でも観に行っちゃいます。

 

鑑賞結果、ジャッキー・チェンらしいコミカルなカンフーにインドというテイストを入れた笑える映画でした。

 

ここからはネタバレ満載でいきますからご注意を⁉️

 

冒頭に中国とインドが昔は協力体制にあってお互いを助けていた過去が歴史上あったということがフルCGアニメで物語風に描かれます。

 

そして現代、中国で考古学の研究をしているジャック(ジャッキー・チェン)のもとにインドから同じ考古学者という美女アスミタ(ディシャ・パタニ)が歴史に埋もれたインドの秘宝を探して欲しいとやってきた。

そこでトレジャーハンターのレイ(シャオグァン)の力も借りて歴史に埋もれた秘宝を発見するもインドの王族(ソーヌー・スード)が横取りに来たりと波乱づくめ。

その隙を縫ってレイが秘宝を持ち去り、オークションに出したからまたまた騒動が起きる。

 

オークションは、ドバイ。

ドバイとくれば金持ちワンサカ。

スーパーカーどっさり。そのスーパーカーでのカーアクションも普通のハラハラドキドキよりもコミカルタッチが入るのもジャッキー・チェンの映画の常套手段ではあるが、分かっていても面白い。

特にアラブの金持ちのペットであるライオンを絡めるあたりは面白いし、CGを使ったコミカルなライオンの表情なんかはよく出来ています。

 

またここでアスミタ(ディシャ・パタニ)もまたインドの王族であったりするから話がややこしくもなるが、何とか秘宝のありかを突き止める。

 

秘宝のありかはインディージョーンズさながらの仕掛けや罠があったりとそれもまた良し。

そうして発見した財宝も凄かったけど、一番の

秘宝は膨大な知識の源だった。

知識こそが最高の秘宝だったというオチ。

先祖の秘宝は知識ということを理解して心を入れ替えるインドの王族(ソーヌー・スード)とか根っからの悪人はいない設定がジャッキー・チェンの映画らしいといえばそれまでか。

そして大団円はインド映画ならではの全員での踊り。

いや〜、やっぱり踊るのかと笑いながら観てられる楽しい映画でした。

ジャッキー・チェンや中国人達がインド人に混じって踊る姿はなかなか見応えがありますよ。

大笑いしながらアクションを楽しむのがジャッキー・チェン映画の正しい楽しみ方でしょう。