昔、僕が作った歌を聴いた人が

「なんであんたがこれを歌うの? 裏声使って思ってもないこと言ったりカッコつけた事言ってるあんたの歌は歌じゃなくて公害だよ」

みたいな事を感想に書いて渡してきたことがあって

僕はたいそうトホホという気持ちになった。

今もやっぱり、僕はその人にまだ怒られるようなことをしてるんだと思う。

応援されたり
励まされたり
慰めてもらったり

もう20代も半ばになろうというのに、とことん甘ったれているくせに
口では勇ましいことを言おうとしていつも失敗している。

なんでそれなのに歌を作ってうたおうとしているのかが、やっぱり謎なんだけど


明日、2人の友達と1曲だけ歌うよ


君みたいに、音楽の話をしていたら友達になった人たち。




またね









#1/1

年が変わったからって急に何か変わる訳じゃないんだろうなーと思って、深夜4時ぐらいに寝た。

起きてから夕方に友達と善光寺に行った。
人通りのほとんど無い、夜の長野市のアーケード。
賑やかなお正月も好きだけど、
暖炉の側で過ごしている様な、ゆっくりしたお正月も好きだ。

#1/4

中学の同級生がバンドを東京でやっていたそうなので、見に行った。
ステージの上では殺気と怒りが爆発していた。

次の日は僕のバンドの練習があったので早く寝た。

#1/6

新しい職場に来た。
知らない机と知らない人たちに会う。
また分からないことが増えていくけど、頑張ることにした。

#1/9

浅草クラウドで一人でライブをした。
このライブでは、ひとつ目標があったけれど、この日は達成できなかった。またこんな機会があったら挑戦したい。
ありがとうございました。

#1/11

「おい」
家にいると、部屋の外でそう声がしたのでドアを開けた。

誰もいない。

「おい」
もう一回声がする。首を下げてみる。

「遊びに来たよ」

僕の通ってる音楽スクールのドラマーの男の子がいた。
小学4年生。

「…太った?」
思わずそう声を発してしまうほどのぷくぷくたいやきなほっぺた。
両手で包んでみると雪見だいふくの感覚がした。


#1/19

通っている音楽スクールの練習後に飲み会があった。
近くのもんじゃ焼き屋。

みんな普段よりよく話していた。
高校生の子がポテトばっか頼んでたから
「僕はからあげが大好きなんだよ」って言った気がする。

言ったっけ?

分かんないけど。

終わってから隣の部屋の人とまた深夜2時ぐらいまで飲んだ。

#1/22

秋葉原で「握月」の練習があった。
中野くんがいなくなってから、僕はエレキギターの弾き方を今までよりもずっと深く考えなければならなくなった。
同じ「ギター」という名前が付く楽器でも、アコースティックギターとエレキギターはこんなにも違うんだな、というのをよくよく思った。

興味があったら始めてみようよ
僕でもいちおう出来るんだし。

#1/27

歌を聴いて泣いた。


#1/30

歌を聴いて誰とも話さないで帰った。


#1/31

26歳になった。

握月の公式HP

というものを作りました。

「握月」というのは
僕のやっているバンドのことです。
ライブ情報とか動画とか音源とか載ってます。
(僕一人のライブ情報や音源も載ってます)

今年もいろいろやっていきます

よろしくです。