先日、義父の付き添いで大学病院に行ってきた。


もう腸はおろか骨折などもしたことの無いかーちゃんにとって、不慣れな病院は未知で怖い所だ。しかし、この病院のロビーは綺麗で清潔で、イメージしていた病院の陰気な雰囲気は微塵もない明るい建物だった。


にゃー ○○さん32番にお入りくださーい。


ドアの隙間からは20代?30代?若くてとても綺麗な女医さんの姿がうかがえた。


女の子 へー。。。才色兼美って言うんだろうなー。ステキラブラブ


皮膚科だったせいか、ただの偶然かその後見かけた50代?の女医さんもシミひとつ無い綺麗な白い肌をしていた。何か秘薬があるのだろうか。。。。


女の子 うーん聞きたい。 


午前中2時間、待機と検査と説明と。。。その後昼食をはさんでまた別の検査棟へ。。。


女の子 はぁーやっぱり。。。あせる


そこは、旧建物で天井は低く蛍光灯の感覚が広いせいか薄暗い地下だった。。。


ベンチに座り待ってる間、お見舞いの家族、お医者さん、ヘルパーさん、外来患者さん、入院患者さん、看護士さん、営業マン、事務員さんがバタバタ右に左に大移動していた。


おかげで2時間の待ち時間は、人間観察で過ぎていった。


そんな中、高齢の優しげな奥さんが車椅子の旦那さんを微笑みながら押して歩く姿があった。

奥さんの格好は綺麗な色のスプリングコートに3cmヒール。少し乱れた髪の毛と、顔に深く刻まれた皺が、介護の大変さをうかがわせていた。でも、微笑む口元が何故か幸せそうに見えた。




ふと、結婚式での言葉が蘇った。


健やかなる時も病める時も、これを愛し、敬い、慰め、助け命の限り~


女の子 結婚てそういうことなんだ。。。重いな。。。汗


結婚5年経ってやっと結婚てすごい事なんだと実感。。。

今までただの台詞だと思っていた言葉の重さに納得した。


それにしても検査は大変だ。

幸い義父は元気に動けるので、あっち行ってください。こっち行ってください。とう指示に行動できるが、広い大学病院を右に左に移動の1日がかりの検査では心身共に疲労困ぱいだろう。


女の子 病人て、大変だねー。。。私より動いてるよ。。。


男の子 そうなんだよ、だから病気にならないように予防する事が大事なんだ。


と、力説するとーちゃんの側には禁煙のポスターが。。。


百害あって一利なし!!


とーちゃんは、人の事は心配し、


男の子 食べ物は。。。運動は。。。病院に行けー。。。

と、力説するのに。。。なぜ、自分のことは他人事なんだろうか。。。。



女の子わんわんだれか、とーちゃんに言ってください!大きな声でせーの



百害あって一利なし!!