これまでのお話はこちら
私はその人のことを覚えていなかったのだけど
長年に渡って母が入退院を繰り返し
弟も通院しているので
夫の家族のことは昔からよく知っているとのこと
家庭の状況を説明するにあたり
これまで書いてきた【義父の悪行】の話せる部分だけざっくりと話した
特に 夫や私に何の相談もなく母を施設に無理矢理入れたこと
それを話すときはつい涙が溢れてしまった
すると そのねえさん
怒りも含んだ呆れ顔で さらっと言ってのけたのだ
「あのお父さんね、
よぉ~く存じ上げてますよ。
ホントどうしようもないお父さんですよねぇ。
無責任極まりないというか…」
初めて話した訪問看護師さんは驚いた顔をしていたが
A事業所の支援員さんとは契約のとき話をしてあったので…
そんな感じで強い味方を得た私
A事業所の支援員さんにも 訪問看護師さんにも
込み入った内容まできちんと聞いてもらえて良かった
そこで耳にしたことで驚いたのは
前に通っていた施設のあのオッサン
A事業所だけじゃなく病院にまで電話をして
騒ぎ立てたのだと言う
相談員ねえさんとA支援員さん
「まるでヤ○ザみたいでしたよねぇ。」
それ以外にも当然のように
入院中の弟にも電話をしていたらしい
弟によると
前の責任者が辞めてそのオッサンに代わってから
職員も通所者もやめる人が続出だったそうだ
そんなこんなで心配事は尽きないが
とりあえず使える制度は全て使って
いろんな人に助けられながら
人工肛門(ストーマ)を着けた弟の自宅での生活が始まった
ストーマそのものと必要な備品は
決められた業者から通信販売で購入しなければならない
その役目だけは私に回ってきたのでネットで注文することに
訪問看護師さんが時々電話してきて
「○○が残り少ないので注文お願いしますね。」
「わかりました。連絡ありがとうございます。
弟はどんな状態でしょうか?」
本人が上手く説明できなかったり
時々小さな嘘をついたりするので
看護師さんの話が直接聞けて助かった
そして予定よりは長くかかったけど
なんとか回復した弟の体
今年2023年7月
人工肛門閉鎖術という手術を受けるため入院
無事 元の体に戻れたのだ
が、しかし…
その間にも義父による悪行は積み重ねられていた
夫「どうせそういうヤツじゃけ、そんなことじゃろう思うとった。
あのジジイが自分の父親じゃ思うたら情けのうてやれんようになる」
夫の怒りや憤りは傍にいる私にも理解できないほどのものなんだろう…
つ づ く
こんなん書くのええかげんしんどいわぁ