さて 義父の悪行の続きでございます
 
いつまで続くんじゃろ~泣
 
 

これまでのお話はこちら下矢印

 

これも母が亡くなってわりとすぐの話

 

夫の弟(軽度の知的障害者)は

 

これまで書いてきたように

 

幼い頃から母にべったりだったそうで

 

それは大人になってからも変わらず

 

オッサンになっても変わらず…タラー

 

 

当時通っていた障害者就労施設の責任者が

 

支援員も兼ねていたので

 

その人との連絡は

 

施設にいる母が電話でとっていたのだ携帯

 

 

初期の認知症でちゃんとできていたのかどうかははてなマーク

 

でもその支援員(おっさん)

「おかあさん、しっかりしとってじゃないですか。」

 

 

弟は母の状態を理解できていないので

 

それまで通り何かあると全て母だけに話して

 

大嫌いな父にはもちろん

 

兄である夫にも何も話してこなかった真顔

 

 

だから夫と私が直接関わることになったのは

 

母がいなくなってしまったからというワケ凝視

 

 

そんな状態だったので

 

近所に住みながらも

 

弟のことまで頭が回らなかった私うずまき

(繰り返し言うけど私自身が高次脳機能障害を持つ障害者なので)

 

 

母が亡くなったとき

 

弟は「ワシも死ぬ。」と泣いた

 

夫「コイツは心臓の手術をしたときもイジメに合ったときも

  感情を見せたことがないのに、ホンマに初めて感情を見せた。」

 

 

母亡き後 焼香しに行ったり

 

弟の様子を見に行くようになり

 

様々な問題に直面することになった魂

 

 

弟が暮らす一階のキッチンは

 

これも前に書いたように

 

元々は飲食店の一部だったので

 

窓が細長い(飲食店のおしゃれなヤツね)コーヒー

 

 

隣に広い洗面&脱衣所兼物置部屋

 

そことの境の戸を開けたままにして

 

窓から風入れたり

 

そこにあるエアコンを使うという

 

なんとも変な造りになっているもやもや

 

 

日当たりは悪く風通しも悪いので

 

夏は暑く 冬は寒い 

 

 

近年続くこの猛暑アセアセ

 

当然エアコンを使っているものと思っていたら

 

扇風機ひとつで汗だくになっていた驚き

 

 

「エアコンつけんさい!死んでしまうよ!」

 

すると弟は

「つけたらジジイがうるさいんじゃ。電気代がどうのこうの言うて…」

 

はぁ!?

 

夫と私 またまた激怒ムキーハッムキーハッ

 

夫「ジジイが何か言うてきたら『兄ちゃんに言え』いうて言え!」

 

 

その後も度々様子を見に行くのだが

 

相変わらず扇風機で過ごしている魂

 

 

何度も何度もエアコンを使うように言い聞かせ

 

ついには私から父へ話をした

 

「なんで弟にエアコン使わせんのん?」

 

「わしゃあ、そがぁなこたぁ言うとらん。

 こがぁに暑いんじゃけぇワシらだってつけっぱなしよぉ。

 ワシらがおる二階の部屋の方が暑いんじゃけぇのう。」

 

ワシらがおる…って

 

20代半ばの孫娘と自分のことを言うな!気持ち悪い!!ムキーハッ

 

 

けど 弟のためにも私は平常心を装ったにっこり

 

 

そんなやりとりをしていた頃

 

もうひとつの問題が発覚魂

 

 

当時通っていた施設の責任者兼支援員が

 

父と密かに画策して

 

弟を施設へ入れようとしたのだガーン

 

 

弟はそういう状態なので

 

父に嫌がらせを受けたり

 

姪(夫の娘)から嫌われたりしている状況がイヤで

 

支援員の言葉に騙され施設へ入ると言い出した真顔

 

 

これにもまた夫と私は激怒ムキーハッムキーハッ

 

 

母からは何度も何度も

 

「次男を頼むね。」と言われ続けてきたし

 

母のときと同様

 

施設へ入れるほど酷くはないのだ

 

 

するとある日 また弟がやってきて

 

「ガマンできんけぇ市役所にジジイのことを相談したい。」

 

 

ちょっと不思議なのは

 

そういう知恵はあるというところだキョロキョロ

 

 

でもまぁ夫と相談し

 

夫がなかなか休みを取れない時期だったので

 

夫の代理ということで私が同行することになった

 

 

そして弟とふたりで市役所の福祉課へ

 

窓口で簡単に状況を話すと別室へ通され

 

ベテラン保健師さんが来て丁寧に応対してくれたニコニコ

 

 

ただ その時点の結論としては…

 

・介護認定を受けていない父には役所としては関われない

 但し そういう高齢者は大勢いるので

 制度としては…えーと、言葉忘れてしまった

 ”高齢者のコマッタちゃんのブラックリストみたいなもの”

 というのがあるらしく そこに登録して

 地域包括支援センター(高齢者相談)とデータ共有する

 

・娘のことについては

 発達障害や精神疾患がはっきりわかっていないのであれば

 成人女性が自らそういう生活をしているので手を出せない

 

・上記のことを踏まえて

 弟が家で暮らすことが無理ならば

 役所としては

 ”父から逃げて施設へ避難させる”ことしかできない

 

ということだった

 

 

私の報告を聞いて 夫はもちろんまた激怒ムキーハッ

 

ただまぁ役所の言うことはもっともなので

 

弟をなだめ

 

「とにかくジジイが何か言うたらワシへ言え。」

 

「わかった。母ちゃんも

 『私がおらんようになったら兄ちゃんを頼れ』

 言いよったけぇ…。」

 

 

 つ づ く