これまでのお話はこちら下矢印

 

父の女性関係について

 

「これも追加しといてくれ」と夫が言うので…真顔

 

 

夫が20代前半だった頃のこと

 

自分の父親が友だち(同級生)の妹と

 

車でイチャイチャしていたところを目撃し

 

衝撃を受けたことがあるポーンガーン

 

夫「ワシも一回だけデートしたことがあったのに…魂

 

・・・無気力

 

 

ちょうど同じくらいの頃 

 

夫は父の同僚女性から声をかけられた

 

「あなたのお父さん

 本当は私と結婚するはずだったのに…。

 でも私も別の人と結婚して娘がいるから

 あなたと娘を結婚させたら

 いつでもあなたのお父さんに会えるわね。」

 

 叫び 叫び 叫び

 

「とんでもないことを言われたわぁ。

 こりゃあさすがにバアサンにゃあ言えんかった。」

 

そりゃそうじゃろ…凝視

 

 

他にも

 

「小さい頃からしょっちゅううちへ遊びに来よった

 近所の女の子がおったんじゃけどなぁ、

 それがな~んかワシによう似とるんよ。

 もしかしたらジジイの子かもしれん。

 いまだにそう思うとるんじゃが…

 同じ市内で勤め先も知っとるけど

 今さら聞けんしのう。」

 

「ワシらぁ兄妹かもしれん」

 

じゃことに 言えるわけがない…凝視

 

 

 ドクロ ドクロ ドクロ 

 

 

夫からいろいろ聞かされるうちに

 

母が話していた他のことも思い出したえーん

 

 

今の実家を建てて飲食店を始めるまで

 

母は会社員で営業職をしていたそうだ

 

「結婚してからすぐに姑さんから

 『給料を出しなさい』言われてなぁ…

 若かったけぇそういうもんか思うて

 毎月封筒ごと(全額)渡しよったんよ。

 毎日お昼代じゃ言うて500円だけくれてん。

 一緒に働きようる人が誘うてくれて

 お好み焼き屋へ行きよったんじゃけど

 500円しかないけぇトッピングが頼めんかったんよ。」

 

母の姑さん つまり夫の祖母は

 

わりと早くに亡くなっているはずなのに

 

母は他の辛かったこともいろいろ話してくれた

 

短い年数でもよっぽど溜まってたものがあるんだろう爆弾

 

 

そりゃあそうだよね

 

堕胎を強要するだなんて

 

本当に残酷でありえない話だ

 

 

姑さんが亡くなってからは

 

父へ給料を渡していたと言う

 

夫婦できちんと話し合って決めたり

 

ちゃんと管理できる人ならともかく…魂ムキー魂

 

 

 

私は母から他にもとんでもない話を聞いていた

 

 

母が飲食店を開いてからの父は

 

仕事をサボって店に入り浸るようになったという驚き

 

 

「浮気をする人いうんは相手も疑うんよ。」

 

なるほど そういうことか…凝視

 

 

そういえば夫も

 

「バアサンが若い頃はエエ女じゃった。

 参観日とかでも一番べっぴんで目立っとったけぇのう。

 ジジイは気になってしょうがなかったんじゃろう。

 

って話してたし…

 

 

そうそう

 

母は 夫と弟が小さい頃

 

近所のおばあさんに言われたことがあるそうだ

 

「あんたにエエ話があるんよ。

 あがぁな男とは別れて、考えてみんさい。」

 

地元のお金持ちのおっさんの妾になれって話だったらしく

 

「そっちの方が子どもらもちゃんと面倒みてくれてじゃけぇ。」

 

本気で誘われたけど断ったんだとか…汗うさぎ

 

 

 

え~っと…

 

とんでもない話ってのはコレらじゃなくて泣

 

 

母によると

 

父が勤めていた会社の倉庫から

 

商品を横流ししていたというのだゲッソリ

 

 

「監視カメラに撮られとったんよ。

 そんで私が毎月社長さんに返済しよったんで。」

 

はぁ!?滝汗

 

そんとき逮捕してもらっとけば良かったのにびっくりマーク笑い泣き

 

 

父によって施設に入れられた母は

 

恨み節が炸裂ダッシュダッシュダッシュ

 

 

「おとうさんと離婚する!」

 

その言葉を繰り返していたガーン

 

 

そしてある日

 

母に言われた弟が市役所へ行き

 

離婚届をもらってきたのだうずまき

 

 

「離婚してもええ?」

 

夫に聞く母

 

「ええよ。前から別れぇ言いようるがの。遅すぎるぐらいじゃ。」

 

「じゃあ、家を出て次男と暮らすけぇね。」

 

「何を言うんなら!家を出るんはジジイの方じゃ!!」

 

「でも、おとうさんは行くところがないんで。

 あ、あの女のところへ行きやあええわなぁ。」

 

 

認知症初期の母の言動は

 

とにかく切なかった・・・

 

 

 つ づ く