ロバートでニーロ
「ジャッキーが神戸に来ている」という噂を聞いたのは2007年の暮れでしたか・・・
それは本当で40日間もあのジャッキー・チェン師父が神戸の街でロケをしてたのです。
そのころはまだ大阪で仕事してたので、中々観に行く事も出来ず、会えずに終わりました。
その映画のタイトルは『新宿事件』、邦題『新宿インシデント』でした。
『新宿インシデント』公式HP
ロバートでニーロ
「新宿」なのに「神戸」。
なかなかロケしにくい「新宿」より全国的でも一番くらいにロケの支援が発達している神戸を新宿に見立てての撮影ですね。

実はまだ未見なんで観てからロケ地めぐりの記事とか書きたいと思います。

先日、ここでもロケがあった「南京町」を歩いていますと、そこの大きな市民トイレにて『新宿インシデント』とのタイアップ的風景を見ました。
ロバートでニーロ

ロバートでニーロ
そして中では
ロバートでニーロ
こんなこじんまり宣伝しないで、もっと大々的にやってほしいなぁと思いながら、用を足したのでした。
ジャッキー映画のロケ地なんだから、観光のエサにもなりますよねぇ?
結局、南京町ではここだけでポスター見ましたよ。

ポートピアホテルとかは『新宿インシデント』公開記念宿泊プランもやっているようですが。
よろしかったら神戸へ是非。
ロバートでニーロ
今週はこれまでの人生でもっとも濃密な映画体験をさせていただきました。

ロバートでニーロ
237分の上映時間のこの作品。
その休憩も付いてしまう長い上映時間がたった1時間半にしか感じられません。
東京では1月に公開。やっとこさ神戸に来た作品。
タイトルは

ロバートでニーロ
『愛のむきだし』公式サイト
『愛のむきだし』予告編
あらすじを紹介してもこの作品に関しては全く問題ありません。

ロバートでニーロ
「幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。しかし聖職者である父テツが妖艶な女カオリに溺れてから生活は一変。やがてカオリがテツのもとを去ると、テツは豹変、ユウに毎日「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没入していくユウ。テツはそんなユウを罵倒して殴る。しかしユウにとってはそれが父への懺悔であり、愛だった。そんなユウはある日、盗撮仲間たちの罰ゲームで女装して女性をナンパしている最中に、ついに理想の女性ヨーコと巡り合った。そのヨーコも女装したユウ=サソリさんに恋してしまうのだった。その数日後、父が去って行ったカオリと再婚すると言い出す。そしてカオリには連れ子がいた。それはあのヨーコだった。」
こうあらすじを読んでしまうと「ラブコメ」のようですが、
詩人でありドラマ、アクションそしてホラーと監督する園子温さんです。そんな彼が普通のラブコメにする訳がありません。
しかもこれ園監督の知り合いの盗撮魔氏の体験した実話を基に脚本化したと言います。
物凄い話です。
あ、ちなみにこのあらすじの部分でまだ1時間半ですよ。
ここからの怒涛の展開が本当のストーリーなんです。

ロバートでニーロ
この作品に投入されるモチーフは「キリスト教」「盗撮」「パンチラ」「レズ」「新興カルト教団」そして「勃起」。
描写も血みどろ、切株シーンが満載です。
そんな穏やかでないモチーフが散りばめられながらも完全な「純愛」映画なのです。
ギャグで言ってるのではなく「勃起」で本当に泣けます。しかも号泣です。結構映画観て来ましたが、その中でもこのシーン、感動度は上位ですよ。(女性に方すみません、でも本当に本当の本気で言っています)

もうこの作品はヨーコ役、満島ひかりちゃんの映画です。
Folderの娘が美しくなって美しくも壮絶なパンチラ満載演技を披露してくれます。
ロバートでニーロ
スゴイ女優さんです。これからストーカーのように注目したいと思います。
ロバートでニーロ

そして主人公ユウは『電王』の歌も歌ってる「AAA」のメインボーカル、西島隆弘くん。
「盗撮魔」で「女装」ですよ!アイドルにはかなりの冒険的な役ですな。
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そして奥田瑛二の娘さん、安藤サクラ。物語を引っ張る役です。
ロバートでニーロ
その他、父テツ役渡部篤郎さんなんかが出てますよ。
ロバートでニーロ
とにかくハイテンション、ハイスピードのジェットーコースターな4時間。
今週の三作の中ではきっと観てくれる人が少ないと思いますので強力にプッシュしておきます。
本気で必見です。
『おくりびと』もいい映画ですが、それ以上のパワーです。外国語映画賞は余裕だったでしょう。
ロバートでニーロ
愛のむきだし/園 子温
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ロバートでニーロ
『グラン・トリノ/GRAN TORINO』
どう書こうかと迷いますね。
アホな映画ファンのたわごととして読んでください。
イーストウッドは否定してますが、この主人公ウォルト・コワルスキーは私にとっては『ダーティハリー』のハリー・キャラハンやマカロニウェスタンの名無しのガンマンのその後でした。

バカでかいアメ車フォード・グラントリノ72年式に象徴される古き良き時代のアメリカを信じ続けるウォルトは、周囲の者にとっては鬱陶しい頑固オヤジでしかありません。
そんなオヤジが信じているアメリカは最早、息子や孫には無く、彼が朝鮮戦争で殺しまくったアジア人である隣の家族の中にこそ生きていたのです。
「家族といるより彼らといる方が身近な気がする」
そこのフニャチンガキを鍛えなおしてアメリカの男にしてやる!
ロバートでニーロ
そんな頑固オヤジの贖罪の物語です。
年老いたハリーは勿論マグナムも暖炉のフタも身に付けずに、人生のオトシマエをつけに行きます。
それがどんな結末かは観てください。
エンドクレジット後もちょっと座って余韻に浸っていたいようなラストです。
ロバートでニーロ
「Go Ahead,Make My Day.」