あなたの心に


気付きのあかりを灯します🕯



こんばんは


心の灯り屋


akiです^^




先日、

旦那さんから、

「機能不全家族ってなに?」

と、尋ねられました。

(時々、私のブログの中に出てくるワードだったので、

気になっていたらしい。)




本日の記事は、



・心に「生きづらさ」を抱えている方、


・パートナーシップ、家族関係

親子関係で悩みを抱えている方向け


の記事になります。

(ご参考までにして頂ければ幸いです。)




さて、

先にも述べました、


機能不全家族とは、

ストレスが日常的に存在している

家族状態のことを指します。



主に、親から子どもへの

虐待、ネグレクト(育児放棄)

子どもに対する過剰な期待や過干渉など、

様々な要因が家庭内にあり、



子育てや夫婦生活など

慢性的に家庭の機能がうまくいってない状態

とも言えます。


そのダメージを受ける主な存在は、


家庭内での弱い立場(高齢者や子ども)であり、


その状態で、育てられた子どものことを、

俗称でアダルトチルドレンと、言われています。




心身が健全な親元で、

健康的に家族という集団が機能していると、


子どもは自然と自分に身近な大人や友人を見本に、

生きる上で必要なさまざまな能力を

身に着けていきます。



ところが、親(保護者)が精神疾患を患っていたり、

病的で偏った考え方を持っているような

家族の中では、

人としての健全な学びが阻害されてしまうのです。



その原因は、子どもの保護者が

招いている場合がほとんどです。



そういった子ども時代の経験によって、

自己認識の歪みや、対人関係、恋愛、結婚生活、

子育てなど、


人生全般がうまくいかなくなってしまう


などの、生きづらさを抱えることに

繋がってしまうのです。



最近、世間では「毒親」というワードが

広まってきましたが、

いわゆる、機能不全を招いている親

のとこを指したりもします。


では、

「機能不全家族の人家庭の状態って

どんな感じだったの?」

というところなんですが、



具体的には、


・子どもに対して非合理的(一般的に見たらおかしい)ルールが、家庭内に強くある


・子どもと親の立場が逆転している

(子どもが親の愚痴を聞いたり、なだめたりする)


・子どもが子どもらしくいられない状態。

(感情を抑える、年齢に相応しくない周りの大人への気遣い)


・家庭内で公に出来ない秘密がある(性的虐待など)


・家族の中に他人が入り込むことに抵抗がある

(外部と関わらない、家族が常に密着している)


・常に緊張状態や暗い雰囲気でほとんど「笑い」がない。


・家族同士のプライバシーがない(個人間の境界線が薄い


・家族から離れることが許されない(家族に癒着する、互いに依存的である


・家族間の嫌なことや葛藤などは、否定されて、無視される支配的、コントロールされる


・変化に抵抗する。



と、長くなりましたが、ざっとこんな感じです。



では、


健全な家族関係とは、どんな状態のことを指すのか?



これは、先ほど挙げたこととは

になりますね。




・親子それぞれに、基本的なルールはあるが、

柔軟に対応しながら家族を運営している。



親としての役割が機能し、子どもはありのままの状態で心身安心出来ていて、家庭内での生活を送ることができる


・家族に他人が入ることを許容する(家族以外の人たちとの交流が普通にある)



・冗談や笑いが許され、日常的に家族間で笑いがある


・家族それぞれのプライバシーが尊重され、

自己の感覚を発達させている


・家族間の葛藤や悩みがあっても、その度に解決が試みられる


・それぞれが常に変化し続ける


・適度な心の距離を保ちながらも、家族に一体感がある


*** *** *** *** *** *** *** *** ***



これらの前者、後者の項目が、

複雑に交わり合っているのが、

大体世の中の

「家族」、「家庭」というものなのかもしれません。



「完璧な家族」なんて、

この世には、ありません。




ただ、


「自分の育った家庭は、どちらの要素が多かったのかな?」


と、自身の家庭環境を客観的に知ること

は、人生において、とても大切な意味を成す

ことだと思います。

 



次回は、

アダルトチルドレンの方が抱える

生きづらさに繋がる根本的な

「感情」について、

お伝えしたいと思います。



「知ること」は

心の癒しに繋がります。



どうぞ、

必要な方のもとに、届きますように🙏✨



あたたかな

祈りを込めて。