サソリだ!歩道を歩いていると、後ろからチリンチリン。狭いし、避けようがないなと無視して歩き続けていたら、一見上品そうなご婦人が唇をへの字に曲げ、私を睨みながら走り去って行った。声には出さねど「もっとはじっこ歩きなさいよ」とその顔は言っていた。往年の名作CMを思い出させ、可笑しかった。再び消えたあの演歌歌手が、こんなところに息づいていたなんて。