【山形県】大山 特別純米酒 十水 無濾過生原酒 極限定品 | ちょっとジコチュー@上海

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2020/01/29:ブログ開設 ⇒ 2021/01:上海入り

こんにちは〜、akstan-kです!
 
12月に入って寒さがいきなり増した感のある今日この頃、燗が嬉しい季節に新酒にごり生酒ラッシュなのも例年通りだなこの業界
 
そう言えば今年は暖冬とか言ってたよな?備忘録として書き記しておこうウシシ
 
大山 特別純米酒 十水 無濾過生原酒 極限定品:1回飲んだら暫くいいかな?って味なんだけど興味本位で買ってみる価値は十分にある

山形県は加藤嘉八郎酒造さんは大山の十水

 

十水仕込みでけっこう名前は聞くんですが飲んだことが無く、たまたま見かけたので買ってみました

 

スペックはコチラ

加藤嘉八郎酒造:大山特別純米酒十水無濾過生原酒極限定品
地域 山形県 特定名称 特別純米酒
原料米 はえぬき 精米歩合 60%
Alc度 18% 日本酒度 -6.5~-5.5
酵母 不明 醸造年度 R4 BY
酸度 2.1~2.2 アミノ酸度 不明
その他 製造年月:2023年1月、十水仕込み
無濾過生原酒、タンクNo.817
公式に記載のないのものは赤
 
十水仕込み、気になるよね~ウシシ

 

「江戸後期~昭和30年代頃までの主流な造りで、醪仕込みで白米1石に対して水1石(1:1=10割)で仕込むこと」

 

だそうです、現代の造りは白米1石に対して水1.2石(1:1.2=12割)が主流なんでそれだけエキス分が濃いって事になるんやね

 

ややしっかり目のイエロー付いたクリスタルでアワは無い
 

うっすらとしたイソ、パナナとかモモかな🍌🍑
 
グワーッて立ってくるアルコール香が強烈でちょい甘やかさも感じるけど複雑な感じはしない
 
エキス分もアルコールもとにかく濃いってのが良く伝わってキター!イヒ
 

ボリューミーで凝縮された甘旨!あっまーい!
トロ味のあるテクスチャも相まってもうホントねっとりとまとわりつくような甘旨
 
このアタックを酸苦がウマーく中和しに来るんだけど、これだけの甘旨とバランスとってんだから酸度はけっこう高いっしょ
 
アルコールの刺激がビリビリ来だす終盤はやや瑞々しくスッキリしつつ余韻は伸びてく

 

濃ゆい!以上!

 

もうなんて言うかどうして十水仕込みから十二水仕込みにシフトしていったのかを瞬時に理解できちゃうくらい濃ゆい、やっぱこの造りなら加水したフツーの特純が正解なんじゃね?ってなるわぶー

 

まーうまいっちゃー旨いんだけど絶対に食中ではないし、決して華がある酒でもない、飲み疲れするし続けて飲んでると飽きる、言っちゃうと使い処が分からないンよね

 

オレみたいな好きモンが面白がって飲む分には十分良いんだけど、それにしてもコレが主流には成り得ないだろーなー、なんならこの甘々生かした今風の瓶内二次発酵ガスたっぷりにしたらワンチャンあるかも?おーっ!

 
って事でなんかボロクソ言ってる気がするけど年1で1本くらい飲みたくなる気はする、気はするだけかもしれないから1年経過観察してみるねグッ、ごちそうさまでした~★★~