松浦四郎若師匠のトリで楽しみにしていたが、教え子の結婚祝いのパーティーがあり、中入りまで。


🔵三門綾・馬越ノリ子→鳥追い恋慕笠

🔴国本はる乃・沢村美舟→水戸黄門漫遊記〜孝子の訴人

🔵東家孝太郎・沢村豊子→赤馬の殿様(稲田和浩脚本)

🔴富士琴美・馬越ノリ子→名工二代


➡︎高音はまだ安定しないが真っ直ぐに声が出ていて気持ちがいい。表現力も以前の比ではないほど上がってきている。大いに期待したい。


➡︎はる乃さんの孝子の訴人を聞くのは久々。黄門さまはちょっとだけ友情出演風。よくできた話だ。はる乃さんの口演も見事。


➡︎孝太郎さんの赤馬の殿様はいつ聞いても、いいなあと思う。話の視点が上野介からというだけでなく、テーストが現代的なのが私は好きだ。孝太郎さんは客が聞き飽きないように色々工夫を凝らしているが、直球でかけてこその作品だと思う のだが...


➡︎名工二代は観世肉付きの面と同じ話で講談でも演題は確か二通りあると思う。今日の口演は理由はよく分からないが、今一つのように感じられた。難しい演目だと思う。