ネタおろしを続けて、東家のお家芸「野狐三次」連続読みに取り組んできた一太郎さんのチャレンジにも関わらず、最終回にして予約が伸びず多くの皆様に宣伝にご協力頂きました。本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
   残念ながら60名様で第1回を始めながら最終回は38名様と残念でしたが、会自体は非常に熱気を帯びた良い会になりました。ご来場の皆様に感謝申し上げます。
   一太郎さんの奥様にして合三味線の美さんが怪我のため伊丹秀敏師匠が急遽弾いて下さいました。ご来場の皆様にはサプライズとなりました(もちろん主催者にも)。
   来年は4月から二代目浦太郎師匠の太田英夫時代の十八番「太閤記」の連続読みに一太郎さんが挑みます。是非、応援してあげて下さい。

🔴国本はる乃「安兵衛婿入り」(馬越ノリ子)
🔵東家一太郎「養父の仇討ち」(伊丹秀敏)
🔵東家一太郎「三次と伊賀守」(伊丹秀敏)

➡︎はる乃さんは本編33分の大熱演。道楽亭でのネタおろしの時よりはるかに良くなっている。わずかの時間に大したものだと感心。皆さん、是非はる乃さんを聞いてあげて下さい!

➡︎養父の仇討ちは32分のこれも大熱演。箱根山で崖から落ちたのを小田原藩士に助けられたお糸も江戸にたどり着いて三次と再会し、養父の磯五郎が相撲取りの大綱加賀次に殺されたことを告げる。三次が長い追跡と戦いの末に仇を討ち、心から「やった!」と叫びそう。秀敏師匠の糸に導かれ一太郎さんが見事な節と啖呵でこの物語を飽きさせずに運んだ。お見事!

➡︎いよいよ、大団円。南町奉行所で自首した三次の取り調べに当たった筒井伊賀守が、自分が三次の本当の父だと悟る。に組の頭取上州屋秀五郎に言い含めるように取り調べを行い、三次の実の父は秀五郎だということにする。これによって三次の罪を減じようというのだ。米沢町の秀五郎の家に戻った三次のところに伊賀守がお忍びで訪ねてきて、親子の対面となる。少し無理のある展開だが、嬉しい大団円。一太郎さん、全6回13話のこの1年間ご苦労様でした。

🔶靴を間違えてお帰りの方がいらっしゃいます。ナイキの29センチのスニーカーです。お心当たりの方はメール又はDM でご連絡をお願いします。
🔶今日ご来場のお客様の中に体調を崩されて開演前におかえりになった方がいらっしゃいます。気温の変化が大きく私もなかなかついていけないような状態です。皆さま、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
🔶一太郎さんの「太閤記」連続読みの日程は以下の通りです。開演時間は14:00に30分繰り上がります。よろしくお願いします。
第1回   4月14日「生い立ち」
                                「日吉と小六」
第2回   6月    9日「初陣」
                                「矢作橋」
第3回   8月11日「織田家召し抱え」
                                「藤吉郎嫁取り」
第4回10月14日「佐屋川合戦」
          (振替休日) 「三日普請」
第5回12月    8日「清洲城の大激論」
                                 「桶狭間」