正月公演ということで五人の出演。40人ほどの客入り。
    今日は口演の前や口上でそれぞれのキャッチフレーズが飛び交い大笑い。小ゆきさんが「浪界のヒラリークリントン」、孝太郎さんが「浪界の中居正広」、貴美江師匠がいつも影弾きで耐え忍んでいるから「浪界のくノ一」、順子師匠が「昔は浪界のアイドル」、勝千代さんは定番の「自称美魔女」でした。
🔴富士実子「秋田蕗」
お話は↓
🔴港家小ゆき「命の振袖」
お話は↓
🔵東家孝太郎「三次と両国」
🌸口上  東家孝太郎(司会)  佐藤貴美江(日本浪曲協会副会長)  澤順子(日本浪曲協会理事)  木村勝千代(協会広小路亭担当)  水乃金魚  港家小ゆき  富士実子
🔴木村勝千代「お民の度胸」
🔴澤順子「蝶々夫人」

➡︎勝千代さんのお民を聞くのは二度目だが木馬亭の時より余裕が感じられ気持ちも入っていた。だが節になって声が高く綺麗すぎるところは、俠客ものではどうかなとも思った。

➡︎順子師匠の蝶々夫人を聴くのは三度目。いつもながらあの有名な蝶々夫人の物語を見事に口演。浪曲としては普通に満足なのだが、ただし正月公演の口上をやった後で、主人公が自決するお話をかけるのはどうなんだろう?と疑問に思った。