2023/04/29 気になる?タイヤの寿命。 | ガレージの隅っこ日記

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バイクネタから日々の雑談
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ゴールデンウィーク休みが間近になりワクワクのスタッフ森本です。

 

みなさん、バイク乗ってますか~?

ゴールデンウィーク、長期連休の方もそうでない方もツーリングを予定している方もそうでない方もいらっしゃるかと思います。

 

どちらにせよ、バイクでお出掛けするにはとってもいい季節になってきました!

 

バイクで走れば消耗してしまうタイヤ。250ccクラスでもラジアルタイヤを装着している車種も多く、4輪車より割高なイメージのあるバイクのタイヤ。

いったいどれくらいの距離を使えるのだろう?と疑問に持ったことのあるライダーさんは多いでしょう。

 

正直なトコ、乗り方と走る場所、その時々の操作の仕方や路面温度などで変わってくるので、

・同じ人が

・同じ車種、

・同じタイヤで

・同じ道を

走ったとしても案外タイヤの寿命は違ってきます。なので違う人が違うバイクで違う道を走ったら、同じタイヤでもその寿命は全く違うって事もざらです。

 

ムカムカなんだよ!そんなんじゃタイヤがどんだけもつのか全然わかんないじゃないかムカムカってなっちゃいますよね・・・

ってなわけで、今回は実際に使い終わったタイヤ(現行モデル)3種を実際に走った距離を交えて紹介してみようと思います。

 

エントリーNo,1 ブリヂストン S22(Hayabusa純正装着品)

Hayabusa純正装着品とあえて記載しているのは、実は一般に販売されているS22と純正装着のS22は仕様が違うものだからです。ちなみにHayabusaの純正装着品のS22、YZF-R7の純正装着品のS22、XSR900の純正装着品のS22、タイヤの銘柄は全てS22なのですがそれぞれ専用品で同じものではないんです。

 

っと前置きがな~がながと続きましたが本編スタート。

Hayabusaで走行14,114Km走行のS22

Hayabusaの車重とパワーで、スポーツカテゴリーのタイヤなのにこの距離使えたのは正直驚愕です!
やはりHayabusaに向けて調整された専用品なので、耐久性にステ振りされているのでしょうか?
とはいえ流石に限界に来ていますねアセアセ

通常のS22の参考にはなりませんが、現行モデルの銘柄なのでとりあえず。

 

 

エントリーNo,2 ブリヂストン T32

 

こちらはグラディウス400にて14,878Km走行したもの。

純正装着品ではなく通常購入できるT32。これは限界突破してますねアセアセ

上記のS22と比べて走行距離はあまり変わらず、こちらはツーリングタイヤなのに減りが進んでますね~。純正着けはやはり耐久性に重きを置いているのでしょうか?

 

つるんつるんですね~

タイヤ溝の道路に先に当たる側の肩が潰されるように減って後に当たる側がめくれ上がるように減ってます。

連続走行時間が長いと顕著に表れますね。

 

エントリーNo,3 ミシュラン パイロットロード6

 

コチラはVストローム1050で14,218km走行したもの。

丸みが無くなって車のタイヤのような見た目になっています。

スリップサインがツライチになるにはあと少しありますが、タイヤ溝の両側の減り方が上記T32のようになっています。

荷物満載の長距離ツーリングがメインだと消耗も激しいですね。

 
 
エントリーNo,4 ダンロップ ロードスポーツ2(KATANA純正装着品)

 

コレは僕がKATANAで12,400kmほど使ったものですね。

形もだいぶ歪になってきています。

 

スリップサインもツラまで出てきているので完全に交換タイミングですね。

ともあれ12,000kmオーバー使えたのはスポーツカテゴリーでは長い方なのではないでしょうか。

 

純正装着品でないスポーツタイヤやハイグリップタイヤのサンプルもあれば良かったのですが、人気のあるツーリングタイヤ2種が紹介できました。(パイロットロード6とT32)
 
タイヤ選びの参考になる・・・・かは分かりませんがいかがだったでしょうか?
今後も実走行距離のわかる現行モデルタイヤがあれば紹介して行こうと思います。
 
 
バイクは履くタイヤによって乗り味がかなり変わります。僕は愛車のタイヤ交換が近付くとカスタムパーツを入れる時のようなワクワク感で次のタイヤ銘柄を考えるくらいです(大型車は価格的にもカスタムパーツ並アセアセ)
せっかくなので愛車のタイヤ交換の際はいろいろ吟味して銘柄を選んではどうでしょうか?ではまた。