記憶スルハ我ニアリ~5~(解決編) | AKRCMの小説ブログ☆★

記憶スルハ我ニアリ~5~(解決編)





不死身病院の医院長は 

       のど輪攻撃を継続したまま 恐るべき力で智樹を突き落とした。






二人の落下を確認すると すぐに遺体を回収して病院内に運び込んだ。






この医院長の春田も脳を病んでいたが

             私立病院の医院長ゆえに誰も咎める者もいない。






それどころか 異例の早さでドナーが現れる病院として人気を集めていた。






医院長は臓器移植意思表示カードを捏造すると 

            助手の和田と二人だけでりん子の心臓移植を開始した。






『野中君 この心臓はね そんじょそこらにある心臓とは訳が違うんだよ。


 なにしろ 中世の頃から生きているんだから。 これは良いものだ。

 

 中世の頃 この心臓の持ち主は高い塔の中に閉じ込められて

          

 飛び降り自殺をしてしまったんだ。


 でも死ぬ前に、らせん階段を何度も何度も上り下りして

 

 呪いをかけて死んでいったんだ。




 その後 物好きな科学者によって人体実験の道具にされているうちに

 

 この心臓は他人の脳を乗っ取って支配することを覚えたんだ。




 心臓は次から次へと他人の体を移動しながら 

 

 知性を持ち

 

 何百年も生き続けてきたんだよ。




 この心臓の遺伝情報を取り出して我々の心臓に組み込めば。。。。


 我々も長生きできるよ。




 これこそ心臓改革だ。


            心臓改革なくして日本の繁栄無し!』