目を閉じると浮かんでくる
光の記憶 街の色
白く小さな天井に
想いを馳せる絵は何か

かつて目にした想い出か
それとも明日の夢描くか
煌めく星の瞬きが
閉じた瞼にそっと残る

忘れようと思うほど
心に脈打つ残響強く
絶えず溢れる 頭の中を
回り続ける 二人の時間

果てなく続く闇の彼方に
華やかな明日を描く二人
観覧車が回りきるまでに
語り足りない想いを胸に

降りしきる雨を聞きながら
夜露に濡れた花が輝き
移ろう街が抱く儚さ
また来年も見れたらいいな

春を待ちわびた花たちは
我ぞ先にと咲き誇る
夏の夜空に響き渡る
懐かしい旋律いつまでも

秋の実りは極彩色
落ちゆく葉に見る侘しさ
冬の厳しさ教えてくれた
吹き荒む風 白銀の涙

離れて過ごして気が付く想い
冷たい手でも温かい心
白く小さな天井に
貴方と見たい四季彩描く

星が流れる夢を見た
その一瞬に貴方を想う
いつもそばにいてくれた
貴方にさいごの「ありがとう」
雲の切れ間から  微かにのぞく
星達に問う  「何を信じればいい?」
夜露に濡れた  淡い春色 
儚く散りゆく束の間の理想

街灯の下  影との対峙
今宵もまたこの繰り返し
踏みつけることさえできず
いつものように笑われる

名のある花に名前が無ければ
気が付いてもらえるだろうか
夢はいつも夢のまま終わり
くだらない夢をまた語り始める

文字の上辺だけなぞっても
その真意には辿り着かない
目を見て同じことが言えるのか
言えないうちはただの言葉遊び

嘲る影を  踏むことができたら
あの人は幸せになるだろうか
最期の理想を押し付ける
あの人の理想にはもういないのに…
儚き憂き世に沈むなか
貴方の声が聞こえてくる 
可憐に咲く花の調べを
ただひたすらに聴き耽る

気高き白の中に見た
時より見せる脆さ
弱さを見たからこそ
輝く強さに惹かれる

優雅に纏う白い花弁
いつも貴方を見ていると
澄み渡る私の心
煌めく想いが溢れる

光を得た白い花弁
その輝きを増す
いくら風に揺られても
揺るがない意思がある

何者にも染まらずに
今日も一輪咲き誇る