農水省の事務次官だったKH氏が、DVが収まらない息子を殺めた。
気の毒というしかない。
数十年前、次のような事件があったと記憶するが、調べても、出てこない。
或る若い男が、付き合っている女性との関係が、おかしくなって、その相手を殺すと言いだした。
父親は諌めるが、息子は聞き入れない。
父親は、息子の気質をよく分かっていた。
或る日、息子が、「今から、あいつを殺しに行く」と出かけた。
父親は、息子に、他人さまを殺させたくないと思い、車で、息子のあとを追いかけて、轢き殺したというものだ。
我が子を手にかけるなど、断腸の思いであったろう。
結果論だが、この父親の行動は、間違ってなかったと言いたい。
この父親は、殺人罪に問われても、少しは温情を加味した判決だったのではないか。
これを、普通の殺人事件としてのみ考えようとする死刑反対論者・人権論者がいたら、死ぬほど憎む。
ものごとは、前後関係も考慮して、良し悪しを判断すべきである。