ピアニスト、フジコ・ヘミシンクが最近亡くなった。彼女の父親はスウェーデン人で、彼女が生まれていくらも経たないうちに、国に帰り、以後彼女とは会ったことがないようだ。


彼女は、スウェーデン国籍のままだったが、居住実績が無いから、18歳で国籍を抹消されて、以後無国籍になったと。


さぞ苦労したことだろう。


 ずっと前に読んだ話。


日本の農村の男性。嫁に来てくれる人が居ないので、仲介業者を通じて知ったフィリピン女性と結婚した。


しばらくした後、彼女は姑に、日曜日に教会に行かせてほしいと。


姑は、それだけはやめてくれと!


その女性は、自らのアイデンティティを

否定されたわけだ。


女優・作家の藤谷文子さんの父親は、アクションスターのスティーブン・セガール。

幼いうちに父親は、米国に帰ってしまった。後に再会はしたが。


元バレーボール選手だったゼッターランド・ヨーコさんの父親は、スウェーデン人。生後じきに離別し、彼女がアトランタ五輪に出場したおり、事前に連絡をくれていた父親に会うために、スウェーデンまで脚をのばし、初対面?している。

なぜ今まで会いに来なかったか?となじると、今会えているからいいではないかと。?!


前にも触れたが、卓球の福原愛の子ども問題も、こういうことの延長である。